安心、安全、、、てどうなんだろう💦
最近本を読んでいて、感じたことをお話します。
『うらやましい孤独死』という本を読み、
高齢者は、家族や医者の安心、安全のために、施設や病院に入れられたり、延命治療されたりすることがある。
でも本人は住み慣れた地域の住み慣れた家に最期までいたい、延命は望んでいない、最期までやりたいことをやりたい、など希望があることも多いといいます。
この、安心、安全、という言葉、最近よく聞きますよね。
でも、その裏で犠牲になっているものは多い気がします。
例えば保育現場でも
保育者と保護者の安心安全のために
子どもが怪我しないように色々なルールが作られていたり、制限が設けられていたりします。
怪我はしないかもしれない、でも、やってみたい!という気持ちは叶わず、
たくさん失敗したり転んだりする経験も減ってしまう。それは子どもにとって本当に良いことなのか
安心安全であることが一番なのか
なんだか言葉だけが一人歩きしてしまって
安心安全てそもそもなんだっけ、何のための安心安全だっけ、と思ってしまう。
安心安全、というと
考えなくなったり感じなくなったり
誰かのせいにしたくなったりするのかな、とも思ったり。
なんとなく機械的な無機質な人情とは反対のような泥臭い面倒なものとは反対のような気もしたりします。
何事もどちらにも良い面と悪い面がありますね。視野を広く持ちたいな、と思います。