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【はじめに】「生きるしかない」に込めた想い #0
はじめまして。私は産後まもなくうつ病を患った、フリーライターの「うつママ」という者です。
ママの方もそうでない方も、心の病を患っている方もそうでない方も、こちらのページを見つけてくださったみなさん、どうもありがとうございます。
筆者はうつ病により1年以上休業していましたが、最近ふと、物書きを再開してみようかなと思った次第です。ひさびさの執筆で、脳みそが熱くなります。
(プロフィールのヘッダー画像をパソコンで作成したら没頭しすぎて疲れてしまい、肝心の記事はスマホでだらだらと執筆しております。)
一発目の本記事ではそこまで重たい内容はありませんので、読み飛ばしたり、行ったり来たりしながら、ゆるりと読んでいただけますと幸いです。
さて、私のnoteアカウントでは、私が産後うつを経験して「生きるしかない」と感じた出来事をつづっています。「生きるしかない」という言葉を使った理由、その言葉に込めた想いについて少しお話しさせてください。
※重い内容はないと言いましたがすみません、以下に少しだけ暗い描写があります。
産後、私が患ったうつ病は、とんでもなく絶望的で、想像していた何倍もおそろしいものでした。
「もうがんばれない」と魂が抜けた日
「今日だけはがんばるけど、明日はわからない」と夫に泣きついた日
「もう、許してほしい」と、親に思った日
「いなくなりたい」と実行してしまった日
救急隊を待つ間、意識が朦朧としながら泣く私に笑いかけるのは、まだ小さな愛おしい息子でした。
「ああ、生きるしかないんだな」
これは、筆者がどん底にいたときの描写ですが、どん底にいたってどこにいたって、小さな息子との日々は容赦なく続きます。
そして、その現実にまた絶望しながらも、数秒後には「生きるしかない」と私に思わせてくれるのもまた、愛おしい息子なのです。
ここでの「生きる」には積極的に「息子のためにもさあ元気を出して!生きよう!」というポジティブなニュアンスではありません。
「生きるしかない」と表現した背景には、現状維持、消極的、無理しない、開き直る、といった意味を込めたかったのです。
私の文章を読んで気持ちが晴れたり安心したり…そんな読者さんがいらっしゃるのならこんなに嬉しいことはありません。しかし、無理に励ますような内容はつづらないつもりですので、どうかご無理なさらず、ご自身の心の状態を大事に、文章を感じ取っていただけますと幸いです。
現在息子は2歳半になり、私も以前ほど絶望を感じ、また落ち込むことはなくなりました。
それは、私が生きることに対して開き直っている(いなくなることを諦めた)からなのかなとも思っています。
noteに込めた想いなどは自己紹介ページにも記載したので、よろしければご覧になってください。
次回からは日々のあれこれや、私が産後うつを発症した経緯などもお話しできたら嬉しいです。
ゆるりと更新してまいります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。