詩作 ららら
断崖絶壁に中腹のおいら
カヤックに宙ぶらりんだ
落ちていく奴等もいるし
どうにか命拾いする奴等もいる
本当は人生なんて虫の息
〈美しい虫にもなれず
まるでゴキブリのようだ
ビールと玉ねぎ天ぷらが慰めさ(ゴキブリノ大好物)
いやゴキブリだって友人さ〉
芸術に反比例した宿命にも
四苦八苦の弾語りが詩作を紡ぐ
ここは酸素が薄いんだ
苦しんだ虚しいんだ
山頂の真ん中で踠いている網翅類だ
ここまできたんだ生きたいさ
登頂したとて窒息さ
それでもららららららさ
阿呆と馬鹿者のハイブリット
それでもらららららはさ
安酒飲んでステーションbarさ
それでもららららららさ
恋せよ乙女愛せよLife
そうさららららららさ
ショーシャンクの空に風が吹く
地に足のついてない40の地図
大雨に打たれろ雷に濡れろ
さあ同士に愛を込めて
ららららららららららら
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