6話 強制送還
友達も出来て、工場勤務も真面目にして、でもやりたい放題やってた楽しかった日々
それが突然終わります
親が学校を無理矢理辞めさせて家に彼女を連れ戻したのです
戻した理由はなんと、子供達の面倒や家事をする人がいなくて大変だから
自由っていう物がないって人生結構厳しいですよね
理由もなかなかですけど、親は自分達のことしか考えてないと思われます
彼女は今でもたまに言います
「私は家政婦じゃないんだから!あれもこれも全部やって!お前らは何もやらない!」
色々ストレスや疲れが溜まった時などに言ったりしますが、小さい時のこういう体験、生活から来ているのだと思います
今この記事を書いていて、改めて彼女の言動はここから来ているのではないかと思いました
こんな事を言われても自分は黙って言い返しません
言い返せば南米の血(⁉️)が騒いでもっとヒートアップします
火に油をそそぐ というやつです
小さい頃の心の傷はいくつになっても残り続けるのだなぁと思います
トラウマから解放する方法知っている方は教えてくださいね!!
話は逸れましたが、家に戻されてからは中学時代からの子供(兄弟)の世話と家事全般の日々です
しばらくして母親が派遣社員として働いている工場で、同じく派遣社員として働くようになりました
ここでも彼女は真面目に働いていたようです
そして数ヶ月後、掲示板をお互い利用して会うわけです
出会った当時は彼女の家事情なんかほとんど知りませんからね
そしてだんだん自分も彼女の親に巻き込まれていくのであります
つづく