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ムテキなのにムテキじゃない「ムテキゲーマー」が弱いというお話。あまりに重すぎる・・・

こんばんわ。
今日はネガティブなお話です。

題材はこちら「仮面ライダー エグゼイド ムテキゲーマー」。
7エナレイドで、BP50002回アタックでなんと、カード効果で場を離れず、BPのマイナス効果も受けないというスーパー無敵なヒーローです。
トリガー効果もカードの効果のうちということでスペシャルトリガーの除去にも耐えてくれる光る蕎麦マン!
が、弱い!
とにかく弱い!!
そんな「ムテキゲーマー」を切り札に抱える「エグゼイド」のお話。

「ムテキゲーマー」はなぜ弱いのか?

実はカードパワーがそもそも低かったりする


まずは同じ7エナジーでレイドを持つ青いカードたちです。
ユニオンアリーナは7エナジーだと大体パワー5000を持つことが許されるっぽい感じのカード設計をされています。
パワー5000という数字はパワー4500までのキャラの攻撃を無償で1回有効ブロックする=損失なく1点を守るということ。
ユニオンアリーナは基本キャラの登場はレストであり、攻撃する=1点か1面取るのにAP1+1~2ターンかかるゲームなので、たとえ効果がなかったとしてもパワー5000はとんでもなく強い存在です。
デッキによっては効果がなくてもパワー5000にスペシャルを切る価値があると思います。

ですが、今回の「ムテキゲーマー」・・・素のパワー4000で、レイドしていないとパワー5000になりません。
なので7エナ使ってレイドせずに出してもただの4000です。
4エナ帯のカードと同じ価値しかありません。
さらにいうと7エナジーを出すにはエナジーラインに3体の2個珠+1個珠1体を置いてある必要があるため2エナのアクティブ2個珠が絡んでいたとしてもすごく重いです。
先攻2ターン目にアクティブ2個珠を着地できたとして、次のターンに2個珠を追加で2体置いて、やっと7エナです。
それで4エナ4000と同じ価値。
極端な話ですが、4エナ中心のデッキなら3ターン目に4エナあるのでフロントに4エナキャラを3体ポン置き可能です。
と、いうわけで7エナを作るという手間とテンポロスが「ムテキゲーマー」の弱さの1つ目。
せめてパワー+1000の常時効果がレイドの枠外にあれば・・・

そもそもレイドしても強くない

ランプ系デッキの魅力とは「出れば強い」カードを使うことです。
再び対抗馬として登場していただくのは学マスの「十王 星南」です。
素のパワーが5000あるので前述の話からポン置きするのも視野に入るサイズです。
それに加えてレイドするだけで1バウンスで面を取り、常時インパクトを持ちます。
なんやかんやパワー関係なく無償で1キャラ除去できる効果ってあまりないので、これだけでも7エナレイドの価値はあると思います。
それに加えて毎ターン起動メインで仲間をアクティブにしてきます。
アクティブインはAP換算で言うと2APキャラじゃないと持てないような効果なので、除去とアクティブ効果を使う場合、雑に考えて2AP分の働きをします。
そこに加えてターン経過で赤い起動効果を使うごとに1APもらえると考えるととんでもない計算に・・・


そして「ムテキゲーマー」
今回はレイド前提なので、パワー5000なのは同じ。
単体で見た場合は素パワー4000は脚を引っ張りません。パワー5000は強い。
ですが、場に登場しても特に何もしません。
たとえ下敷きを4つもっていても相手の盤面には何ら影響はありませんし、自分のフロントラインのキャラがすべて攻撃可能な場合に限って2回アタックにより5回の攻撃で確実な1点通しを約束されます。
お、おかしい・・・
そう、インパクトもダメージ2もないから圧がないんですよね。

でもムテキでパワー5000でバトルで負けても退場しないから出れば、買ったも同然では?と思うかもしれないですが、どれほど硬くても守れるのは1回の攻撃のみ。
しかも、「ムテキゲーマー」に除去が効かなくても、横にいるキャラを除去すれば4回攻撃で1点は入ります。

ならば無難に2つの下敷きをつけて2回攻撃5000のキャラを複数立てるならどうか?というのもありますが、それが一番強い可能性はあります。
生き残れば1面で2回の攻撃を可能とする5000キャラなので、2面なら最大6回の攻撃、3面なら7回攻撃、4面なら8回攻撃とすさまじい圧です・・・が、それが可能な相手はこちらが強いわけではないので・・・

下敷きを用意するのって弱くないか・・・?


そもそものコンセプト否定になりますが、少なくとも「エグゼイド」の下敷きギミックは弱いです。
まず、推奨されるレイド元がパワー4000の「マキシマムゲーマー」であり、下敷き用意の最高効率を誇るカードです。(マキシマム君は強いよ!)
しかし、レイドのうまみって何でしょうか?
即座に攻撃に参加できるところ?
非有効キャラのを有効アタックに変えられるところ?
両方ですよね。
そもそも、「マキシマムゲーマー」はパワー4000かつ下敷きがあれば効果で退場しないので盾からスペシャルトリガーにも大勢がある超優秀アタッカーです。
そこにわざわざレイドするということは超絶弱い動きです。
そもそも普通は4000アタッカーにレイドがありえないですよね。

デッキにパワー4000キャラが入る枚数は大体8~16位だと思います。
そのうち「ムテキゲーマー」は素出ししずらいカードなのでマイナス4枚。
さらに「マキシマムゲーマー」に乗るならさらにその回数分4000アタッカーが減ります。
と、なるとフロントラインの4000アタッカーが減り、有効アタックが減る=レイド「ムテキゲーマー」の2回攻撃を活かしずらくなるということですね。

じゃあ、従来のレイドに倣って弱いキャラの乗って強くしよう。
と、なると「ムテキゲーマー」が単体で弱い問題にぶち当たります。
とはいえ、そんなことを言っていては話が終わってしまうので、弱いキャラにマーカーを用意する話をしましょう。

「エグゼイド」のレベルアップギミックを除けば、下敷きを増やしてくれるのは以上の3枚。結構多いですね。

「パラドクス」は自身を下敷きにするため、盤面の整理に優れ、使いやすいですが、効果を使うということは純粋に盤面が1つ減るのでアタッカーニせよブロッカーにせよ損失1つでAP換算でマイナスとなります。

「ブレイブ ファンタジーゲーマー」はノートリガーな部分を除けば超良質なカードで、デッキの上からの下敷き補充ができる上に4エナでパワー4000なのでメインアタッカーとなります。
さらに、低コストのキャラだけですがタダだしも可能であり、「エグゼイド」の盤面が足りない問題に向き合った世界一のドクターです。

「スナイプ シュミレーションゲーマー」はAP2のカードですがエナジー確保、手札補充、除去か下敷き補充とかなりの強さを誇ります。
3枚ルックの効果なのでほしいカードを引き込む力もかなりのもの。
バウンス効果もよくあるフロントラインにいないと使えない効果ではなく、エナジーラインから唐突に3000以下をバウンスできるので詰めの面処理や「電王」あたりの退場時が強いテーマにも強く出られます。
また、自身はエナジーラインに引きこもるため、相手からの除去を受ける心配もありません。
「エグゼイド」では貴重な相手の面に触れるカードであり、下敷きカードの補充もできる光の闇医者です。
ただ、「オーズ」で使う方が強かったりするのは内緒。

以上が外付けで下敷きを補充する効果です。
どれも優秀ですが、下敷きを用意すると自分の盤面や除去などを失うことになります。
「マキシマムゲーマー」にレイドする前提であれば素材1つつければレイドから素材2つで2回攻撃の「ムテキゲーマー」となりますが、それ以外だと下敷き2つ用意が必要なので、最低でも上記のカードを2回分つぎ込むこととなります。


では「エグゼイド」のレベルアップギミックで素材を用意するのはどうか?という話。
まず結論から言うとやや厳しい。
と、いうのも「レベル1」にレイドする場合は純粋に2回の外付け効果を使うことになります。
3種誰の効果で下敷きを用意しても2面分の損失と考えましょう。

「レベル2」は強いは強いのですが、エナジーの数を維持しつつ、盤面を減らして手札に還元する効果なので、2ターン目あたりやAPに余裕がある時に手札を回転させるために使う使うくらいしかないかと思います。
結局面が減るということはよほどの事情がない限りは早期の点入れや犠牲ブロック数を減らすだけです。
単純な1エナのバウンス2個珠と違い、手札に戻るわけではないので手札の質が上がりやすい代わりに、「ブレイブ ファンタジーゲーマー」で戻した低コストをタダだしの弾にすることもできないわけで・・・

「レベルXX」は前提をクリアすればかなりい感じです。
と、いうか「エグゼイド」全体で見ても強いカード。
レベルアップ効果で盤面を1つ減らしますが、1ドロー+3エナ以下の「エグゼイド」をタダだしできるので基本的に損失がないです。
なんなら場外からタダだししたなら純粋に手札が1枚増えます。
エナジーラインに関しても「レベル2」ならほぼ無償、「レベル1」に関しては場合によりますが基本的にはレベルアップのし得と考えます。
そして一番強いのは「レベル1」「レベル2」を下敷きにして「レベルXX」を登場させた場合で、純粋にエナジーが強くなります。
なので、「レベルXX」は積極的に使いましょう。
ただし、タダだし込みでエナジーが弱くならない前提です。
盤面、手札を上方修正しやすいので、外付けカードで素材を1つ加えてレイドするのが一番いいと思います。
「レベルXX」に関しては「レベルXX」でタダだししたいカードであり、場外に1枚はあると嬉しいのでレイド元にして「ムテキゲーマー」が除去されても損失が他よりは精神的に安く済みます。

こんな感じで下敷きをわざわざ用意する動きというのはなかなかに骨が折れ、2回攻撃の「ムテキゲーマー」を作るのすら実は結構AP、盤面で損をします。
ユニオンアリーナは極端な話7回攻撃が通れば勝ちのゲームであり、基本的には1ターンに4回しか攻撃できません。
なので盤面で相手と差が出るのは致命的。
さらに言うと「エグゼイド」にはインパクト1やダメージ2を持っているキャラが存在しないため、ダメージレースで1度でも負けると、巻き返しが難しく、逆に詰めの場面でも2回アタックで無理やり攻撃回数を5会場にしないと1点通すのも難しかったりします。

まあ、コンセプトとのかみ合いの悪さは置いといて2回アタック自体は強く、ユニオンアリーナでも割と重めの査定はされているわけですが・・・

最速の「ムテキゲーマー」は?

一応、ファイナルは使わないものとします。

先攻
1ターン目、「エグゼイドレベル1」
2ターン目、「エグゼイドレベル1か2」「パラドクス」
3ターン目、「レベル1」をレストにして2個珠に。
「レベルXX」をフロントに登場、「レベル1か2」を下敷きにレベルアップし、「レベルXX」をエナジーに登場。
「マキシマム」をエナジーに登場、フロントの「レベルXX」を下敷きにレベルアップ。
「マキシマム」に「ムテキゲーマー」にレイド、下敷き追加。
「パラドクス」の効果で下敷き追加。

とりあえず必要な手札。
3ターン目は先攻なら9枚、後攻なら10枚。
動きの中でレベルアップを2回しているので2ドロー追加で・・・あれ、意外と行けそうに見える。

さすがにエナジーの問題で最速は狙いませんが、4ターン目くらいならできる気がしますね。

「ムテキゲーマー」の攻略法


弱い弱いといっても完成すれば単体最強!という感じの雰囲気で須賀、実際にそうなのか?というお話です。
今回は仮面ライダータイトルのカードだけですが、「ムテキゲーマー」への対策とか・・・(する必要があるかは置いといて)


まずは「マキシマムゲーマー」。
たとえ下敷きが4枚あろうとも、盤面1枚と引き換えに効果無効にされてただの4000になります。
そこにスペ打たれたら泣きましょう。

「サゴーゾ」のレスト効果で普通に寝ます。
なので自慢のパワー5000も水の泡。
ダメージレースも「オーズ」勝てるわけもなく。
「シャウタ」に至っては無視してきます。
それでも他のキャラにパワー5000を見せつけられるので温情。
耐性に関しては場を離れないなんかよりも選ばれないの方が強いのがよーくわかりますね。

パワー5000のインパクトも苦手です。
たとえバトルに敗北しても場を離れなかったとしても1ダメージは入ります。なので、結局のところあまり意味はなく・・・
「タジャドル」はダメージ2、インパクト1で殴ってきますが、2点受けるよりは面維持して1ダメージで済むのでブロック推奨。
だけど「サゴーゾ」が驚異。

「リアライジングホッパー」は最後の一回しかインパクトはつかないけど、耐性があるので、きつい。
そもそも展開力が高く、「ムテキゲーマー」が完成することろには点も面も足りなさそう。
逆にこっちから点を入れる手段はほぼないし。

「バルカン」は青に欲しい逸材。
除去できないと永遠にダメ2インパクト5000で殴ってくるスーパーゴリラ。青にいたら即再要求のカードでは・・・?

「オーマジオウ」はスペック高すぎライダー。
流石、我が魔王。

「ライナーフォーム」は最終的には狙い撃ちインパクトで殴ってくるのがマズイ。
狙い撃ちで横にいるキャラ殴って点通しがよくなったうえで1点ダメージ。
そもそも「ムテキゲーマー」になるころには点も面も負けてます。
だからと言って妥協の下敷き2枚で前に出て行っても狙い撃ちで返り討ちにされるだけなのでかなり絶望的。
青ライダーは「シュミレーションゲーマー」のバウンスは割と「電王」に刺さりやすいのでそこだけはいいんだけれど・・・
「マキシマムゲーマー」の効果を失わせる効果も一応退場時効果対策になるものの速度がきついか。

「エグゼイド」の今後とか

「ムテキゲーマー」は弱いですが、「レベルXX」や「ファンタジーゲーマー」「シュミレーションゲーマー」「マキシマムゲーマー」など強いカード自体は多く、

「ゲンム アクションゲーマー レベル0」なんかは4000を並べて殴りあうだけであれば最強格と言ってもいいでしょう。
なんと言っても犠牲ブロック1面で2点守れるカードですからね!
ただレイドというシステムは速度面ではやっぱり強くて「ムテキゲーマー」パワー5000の2回アタックも重さを考慮しなければ頼りになります。
でも、今時、相手のスピードを落とせないデッキでレイド1種類(重い)というのも困りもの。
そして青で「ムテキゲーマー」以外の選択肢となると

「ゾンビゲーマー」は登場時の手札1枚損失が痛くて、レイドしても3000しか焼けず、しかも、場外依存なのでだいぶ使いにくい。
登場時3000焼き、起動メインで「ゾンビゲーマー」リムーブで登場時効果を再使用できる。とかだったらかなりいい感じなのですが・・・レイドの「千奈」みたいな。
まあ、Rですしね。
あと、レイド元にかなり難があり、「レベル0」は単体最強の4000アタッカーなのでレイドしたくないです。
と、なると0エナで出せるかもしれない2エナの「ゲンム」が候補になるわけですが、あれを3~4枚採用かぁというのが本音。
だとしても「シミュレーションゲーマー」と「ゾンビゲーマー」でパワー3000以下を苛め抜くのは割と強い・・・の、かもしれない。
紫アンデラを使ってる身からすると正直物足りないけれど。
あと、キャラゲーであるところを度外視すると「ファイズでよくないか?」と言われる可能性が気になる。

「タジャドル」に関しては「アンク」をコストにすると5000インパクト手札交換となるので、実はそれだけでも強かったり。
4エナなので「アンク」が場にあっても「ムテキゲーマー」の時みたいに困ることもなく、という印象。
「エグゼイド」だとダメージ2はおおよそ出せないけど、偶然にも3ディス1ドロー効果を使えたらワンチャン?
基本的には「オーズ」で使う方が強いけど。
あっちは「サゴーゾ」や「タトバ」での面を押さえてダメージ2を通す手段もあるし。

「プトティラ」はグッドスタッフよりでレイドトリガーで登場すると1除去が可能。自分のライフも減るけど、除去で相手のテンポも遅れるし強いと思います。
「オーズ」関連を採用するなら4000アタッカーの「ラトラータ」、2個珠「シャウタ」、アクティブトリガーの「サゴーゾ」あたりなのかな。
でも、「オーズ」関連使うなら「オーズ」デッキにした方が100強いと思います。

今回はここまで。またね。

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