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色違い欲しくなったらすぐに買え

最近は、服をあまり、買わない。

物欲が少ないのもある。

服は学生時代に買った仲間を未だに着る。

いつまで着ているか、逆に楽しみ。

昔はアイビールックにハマっていて
Free & Easyが愛読書だった。

2016年に残念ながら休刊

アメリカへの留学をきっかけに
緩い服装を好むようになったからか。

カチッとしたスタイルに興味がなくなり
帰国後は適当に古着を買い足していた。

名前の知らないチーム名のスウェットを着て
アメフトファンから「好きなの?」と聞かれ
「いえ、別に興味ないです。」と答える日々。

買った、自身は良いと思った柄シャツが
「ローソン店員の色違い」と言われたり。

ははは、けれど色違いって言葉は好きだ。

何故なら、稀に出会ってしまうのだ。

色違いで欲しいと思う名品に。

表紙のスウェットだ。Journal Standardだった。

ちょっと大型のショッピングモールには
結構佇んでいらっしゃる。

偏見であるが、絶対BEAMSとUrban Research
が階を変えて、私もいますよ。と目に入る。

けど、3社でいうと、なんかJournalが好き。

このスウェットは僕にとって名品。

とにかくシルエットがゆるゆるなのだ。

肩幅も緩くて、袖も緩い。

緩々し過ぎて、パジャマに見えるだろうか。

これが見えないのである。

何故か、絨毯のような艶やかさがある。

外国のスーパーの店員に
「高級絨毯みたいな艶だね。」
と褒められるほど。

僕の選択に間違いはなかったと
胸を張り鼻を高々あげさせる服。

こういう服は大体、手間の掛かるやつだ。

いえ、違うんですよ。

洗濯機、乾燥機、洗濯まな板でも
どこでもガシガシいっちゃいましょう。

ゆる過ぎず、固過ぎず、
貴方と一緒に何処へでも。

なんて人付き合いの上手い服なんだ。

愛を叫び続けるお話はこれぐらいにして
僕はこの服を色違いで買ったのだ。

色違いで買うって、結構珍しい。

自身の持っている服の配色を考慮したり
また色合いによって印象が変わるから。

その場で、二着は買わない。

一着買ったら、新しいの欲しいよね。

この人付き合いの上手い服は何というか。

形がいいのだ。生地がいいのだ。機能的なのだ。

冬はコートの下にこれ着れば、良くない?

大雑把な僕の好みをがっちり挟んで離さない。

衝動的に買った。

だが、全く後悔していない。

もう3年は買い足さずに過ごせている。

結果的にコストの出費を抑えられているのだ。

多分、色違いで買ったから、飽きも来てないんだと思う。

色違いが欲しくなる程、心が焦がれる物品は
自身にとって、名品なんだろう。

どれだけ、人生で出会うのだろうか?

色違い
欲しくなったら
すぐに買え

僕の気持ちは、俳句になった。

今年のクリスマス、ニューイヤーシーズンの
モットーとして、お店を歩き回ろうと思う。

ただし、服諸君。僕はですね。

服は緩くても、基準は締めていきたいと存じます。

お財布が泣き出すからねえ。

https://zozo.jp/shop/journalstandard/goods/78541660/?did=128331998


3年前だから、ちょっと同じもの何かは分からない。
もっとグラデーションがある気がするのだ。
色が変わったから、そう思うのかなあ。
お店で見かけたら、手に取ってみて下さいませ。

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