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子どもの手先の遊び 『入(い)れる』
身近な材料・廃材で作る手作り玩具を紹介させて頂いています。今回は、手先を使う遊びの紹介です。手先を使う遊びは、遊びの中で手先を使うことで、色々な手や指の使い方が身につき、身の回りのことを行う姿(スプーンなどの食具の使い方や、靴下を履く・ボタンにチャレンジする等の衣服の着脱など)につながります!
手先を使う遊びにも色々ありますが、今回の遊びは子どもたちが大好きな『入れる』をテーマに集めてみました!子どもは「できた!」(今回の場合、入った!ですね)と体感した遊びを繰り返し楽しんでくれます。下に紹介する遊びも、手先を使って集中して遊んでくれる姿が見られると良いなと思い、私が子どもに作ってみたものです!簡単なものばかりなので、是非作ってみて下さい。
今回紹介する遊びは↓↓
①ぽっとん落とし
②テープ芯入れ
③コイン入れ
④綿棒入れ
です。順番に一つずつどんな物かご紹介します。
①ぽっとん落とし
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タッパーの蓋の一部を丸く切り、そこから物が入るようにします。上の写真は、食べさせるイメージで楽しんで欲しくて、おままごとの食べ物が入る大きさに切りました。
中に入れるものでよくあるのは、丸く切った部分にスポっと気持ち良く入るように、ペットボトルのフタを繋げたものです↓
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ペットボトルのフタは、つなげる数を変えて、長くしたり短くしたりしてみるのも良いです。キャラクターの絵などつけると飛び付きが違います!w
ポットン、と入る感覚が楽しく、入れることができるようになった子は集中して楽しんでくれることが多いです。家に容器とペッドボトルのフタがあれば、作ってみてください。
②テープ芯入れ
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牛乳パックを土台にして、そこにラップの芯を付けます。トイレットペーパーの芯(=A)を切ってカラーテープを巻き、それをラップの芯にどんどん通していく遊びです。牛乳パックを上の写真のように切って、遊び終わりはAを牛乳パックの中にしまえます。
あっという間に終わってしまって、もっとやりたそうな場合は、段ボールにラップの芯を数本つけて、Aをもっと沢山用意すれば、長く遊べます。(下の写真にチラッと写ってるラップ芯の玩具です)
③コイン入れ
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上の写真は段ボール等で作ったものですが、手作りでなくても良いです。既製の貯金箱とお金の玩具を使っても遊べると思います。
コイン入れは、入れる部分が細いのと、コインのように薄い物をつかむ、ということで、上のポットン落としより少し難易度が高いかな?と思いますが、だからこそ出来た時に嬉しく。集中する姿も見られると思います。
④綿棒入れ
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段ボールを土台にし、ストローを何箇所か上の写真のように立てて貼り、そこに綿棒を入れて遊びます。これこそすぐ出来る手作り玩具!w でも、すぐに出来る割に、ウチの子はけっこう集中して遊んでくれました!
初めは、ストローという入り口が細い物なので、なかなか根気が要りますが、お家の人がストローをグラグラ動かないように支えてあげるなど、少しお手伝いしてあげることで、入った時には楽しさを味わえると思います。
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以上、遊びの紹介でした。上で紹介した遊びは、①→④の順に難しさが変わるかなと思います。(お子さんによっても違うかもしれませんが)作った玩具を出してみて、まだ早かった(難しかった)と感じたら、1つ前の遊びに戻るなど、お子さんの様子に合わせて遊びを選んでもらえたらと思います。出来たことを一緒に喜びながら楽しめると良いですね!
この記事が少しでも、子どもに関わる方の遊びの参考になれたら嬉しいです。
最後まで見て頂きありがとうございました!