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週間FXレポート:ユーロドルとドル円の最新分析(12/30~1/3)
ユーロドル相場の今週の展開と見通し
週序盤:タカ派FOMCとECBの影響で下落スタート
週の初めは、クリスマス休暇の影響で取引量が少ない状況でしたが、米長期金利の上昇や、前週のFOMCでのタカ派的な発言を背景にドル買いが進行。一方、ラガルトECB総裁の利下げ発言によりユーロ安が進み、相場は下落してスタートしました。
週半ば:主要市場の休場で動きが限定
クリスマスイブが近づく中、アジア市場ではオーストラリアやニュージーランドなど主要国が短縮取引を実施し、相場はもみ合いが続きました。一方で、日本要人の円安牽制発言がドル安を引き起こしたものの、中国政府のリスクオン発言により再びドル高推移が強まる展開となりました。
週末:米金利の縮小で一時ユーロ高
週末にかけて、植田日銀総裁のハト派発言や米長期金利の動きが相場を揺るがしました。米長期金利が上昇幅を縮小するとドル安が進み、ユーロ高が強まりました。しかし、その後は独長期金利の上昇や加藤財務相の発言を受けてもみ合いが続きました。
テクニカル分析
上値抵抗:1.045ドル付近
下値支持:1.04ドル付近
展望:短期的には三角保ち合いの形状が形成され、方向感が乏しい展開。動きが出るまでは慎重な取引が求められます。
ドル円相場の今週の展開と見通し
週序盤:FOMC後のタカ派政策がドル高を支える
特段の材料はありませんでしたが、FOMCのタカ派的な内容を背景にドル買いが継続。利下げ回数の削減見通しやパウエルFRB議長の慎重姿勢がドル高を支えました。
週半ば:円安牽制発言とリスクオン材料で波乱
加藤財務相による円安牽制発言で一時ドル円が下落しましたが、中国政府の財政支出拡大発表が市場のリスクオンムードを強め、再び円安推移となりました。
週末:米経済指標と閑散相場がドル高を強化
植田日銀総裁のハト派発言や米長期金利の上昇、新規失業保険申請件数の好調な結果を背景に、ドル円は大幅に上昇。しかし、日本要人の円高牽制発言が影響し、最終的にはもみ合いとなりました。
テクニカル分析
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