「キッチンは私のリハビリ室」~高次脳機能障害と料理で生きる喜びを取り戻す~
「キッチンから始まる、新しい私」~脳腫瘍手術後、高次脳機能障害と、娘との温かい日々~
ステージ4脳腫瘍からの希望の光
はじめに、訪問ありがとうございます。
「ステージ4脳腫瘍手術後、高次脳機能障害、中枢神経系びまん性大細胞型B細胞リンパ腫完全寛解、自家末梢血幹細胞移植、元看護師」といった一連の経験を通して、私は人生の深さとそれに伴う愛情、試練、そして希望を見出すことができました。
本の言葉:「生命は、自らの可能性を信じ、前に進む力です。この言葉は、私たちに、今この瞬間を精一杯生きることの大切さを教えてくれます。毎日を大切に、一歩ずつ歩みを進めましょう。きっと、その先に、素晴らしい未来が待っています。」
私の壮絶な闘病体験
元々看護師として病院で働いていた私は、ある日突然、自分自身が患者の立場になるとは夢にも思いませんでした。ステージ4の脳腫瘍と診断されたときの衝撃は計り知れず、本当に暗いトンネルの中を歩んでいるような日々でした。しかし、手術後の回復とともに、高次脳機能障害という新たな試練にも直面しました。
幸いにも、治療の効果が表れ、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫は完全寛解という結果を得ることができました。この成果を得るまでの道のりには、多くの医療スタッフ、家族、友人の励ましと支えがありました。特に自家末梢血幹細胞移植という先進的な治療によって、新たな生命の希望を見出すことができました。
日々の生活と新たな挑戦
現在の日々の生活は、闘病期間では想像できなかった充実したものになっています。今日、地域の管理栄養士さんが教える「親子クッキング」に娘と参加して、同じ小学校の方々とクリスマス料理を楽しみました。クリスマスライス、タンドリーチキン、リースのサラダ、きらきら星の豆乳スープ、ひんやりブランマンジェというメニューを家族と一緒に作り、素晴らしい時間を過ごすことができました。
料理という活動を通して、手先の感覚を取り戻したり、味わう楽しさを再発見することができました。さらに、子供たちの笑顔を見るたびに、新たなエネルギーと意欲が湧いてきます。看護師時代には、患者さんの健康のために尽くしてきましたが、今度は自分自身の健康と幸福のための時間を大切にしています。
地域の支えと未来への期待
「地域が支える、新しい家族」~脳腫瘍手術後、地域の人々と共に生きる~
病気を経験したことで、地域のコミュニティとのつながりの重要性を再確認しました。以前は仕事に追われてなかなか参加できなかった地域活動にも積極的に顔を出すようになり、多くの人々から暖かい励ましと支援を受けました。このつながりこそが、私にとって欠かせない心の滋養となっています。
最後に
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