逢ひみての
展覧会の写真を見て、ふと「ああ、あの人と行きたいな」と思った。
その時、『ちはやふる』の机くんの言葉を思い出した。
これは確か、新のことを言っていた場面だったと思う。
そう思う人が家族以外でいるのはとても有難いことだと思う。
離れていても大切に思う気持ちは変わらないんだなって最近知った。
それはそうだな、あの人が私を想ってくれることもあるのだが、それ以上に私のあの人に対する想いが強い事もあるのだろう。
離れているからこそ強く感情がかき乱されるものなのだと知った。
昔も今も人を思う気持ちはそう変わらない。
「あい」の札を思い出していた。
人と人とが視覚や心のうちで対象を見つけ、存在を認め合うときに『会う・逢う』という行動が生まれるのだと考えた。