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【元140kg、2児のパパの人生録】


幼少期から「デブキャラ」だった俺

物心ついた頃から、俺はずっと「デブキャラ」だった。
周りの友達よりも明らかに体が大きく、動けば汗だく。
「おかわり!」が口癖で、食べることが大好きだった。

でも、その裏ではずっと、「この体で本当にいいのか?」という違和感を抱えていた。
太っていることでいじられることもあれば、運動会ではいつもビリ。

「どうせ俺はデブだから」と言い聞かせる一方で、心のどこかで変わりたいと思っていた。
悔しかった。
笑っていたけど『デブ』と言われる度心が傷ついていた。




【相撲部に入り、国体出場。しかし…】

そんな俺が変わるきっかけの一つが相撲との出会いだった。
「体が大きいなら、その強みを活かせばいい」と思い、相撲を始めた。
すると、どんどん勝てるようになり、ついには国体に出場。

「すごいな!」と周りからも賞賛されたし、自分でも誇らしかった。
だけど、どこか満たされない気持ちがあった。
「強いデブ」じゃなくて、俺が本当になりたい姿はこれじゃない。




【憧れの姿——AK-69のようなかっこいい身体を手に入れたい】

俺が本当に憧れていたのは、鍛え抜かれたかっこいい体でステージに立つアーティストの姿。
『AK-69』の存在だ。
割れた腹筋
圧倒的力強いオーラ
彼の言霊に憧れた。

「俺もこんな体になりたい。」
「自信をつけて、好きな服を着て、音楽をやりたい。」

でも、現実の俺は140kgのまま。
このままで終わりたくなかった。
「本気で変わろう」
そう決意した。




【ダイエット開始——食事の記録と小さな運動習慣】

俺が最初にやったのは、特別なダイエット法ではなかった。
ただ、食事の記録をつけ、少しずつ運動すること。

・まずは「何を食べたか記録する」

・いきなりジムには行かず、家でできるトレーニングから

・朝や仕事帰りにウォーキングを習慣化

最初はキツかった。
でも、体重が少しずつ落ちるにつれて、「俺でもやれるかも」と思えるようになった。  




【1年で55kg減量。変わる楽しさを知る】

毎日続けるうちに、体はどんどん変わっていった。
最初はズボンのウエストが緩くなり、次第に鏡を見るのが楽しくなった。
1年で55kg減量。

気づけば、「デブキャラ」だった俺は、自信を持って自分の体を見せられるようになっていた。
痩せた先のゴール設定➡︎音楽も始め、Liveイベントに参加したり、ミニアルバムも出すまで本気で活動した。



【コンテスト出場。さらに上を目指す】

『ここまで変われたのならもっと上を目指したい』
そう思って、フィットネスコンテストに出場。
多くのコンテスト仲間と出会い共に励まし合いながら過酷な減量、トレーニングに魂を注いだ。

あのステージに立った瞬間、「俺はここまで来れたんだ」と胸が熱くなり涙した。

そして、今年もコンテストに向けてボディメイクに打ち込んでいる。



【俺が痩せられた本当の理由】

ここで一つ、伝えたいことがある。

俺が痩せられた理由、それは『痩せたその先のビジョンを明確に描いていたから』だ。

もっと言うと
『ゴール設定』
ができていたから。

「ただ痩せたい」
じゃなく
「痩せて自信をつけて、好きな服を着て、音楽をやる」

という
『明確なゴール』
があった。
だからこそ、ダイエットが続いたし、本気でやり切ることができた。


俺のところに相談に来る人の中には、
「なんとなく痩せたい」
「ダイエットしなきゃとは思うけど…」
という人が多い。

でも、そこで俺は聞く。

「なんで痩せたいの?」
「痩せたその先に、どんな自分になりたい?」

すると、多くの人が、「え?分からない…」
と答える。
でも、絶対に理由はあるはずなんだ。

・痩せて、自信をつけたい
・好きな服を着こなしたい
・痩せてパートナーを見つけたい
・子どもと一緒に思いっきり遊べる体力がほしい


どんな理由でもいい。
大事なのは、「変わったその先の自分」をしっかり描くこと。
何度も言うが
『ゴール設定』
がめちゃくちゃ大事だ。



【今では、サポートする側に。人生の転換点を与えたい】

140kgだった俺が、変われた。
だからこそ、今度は俺が
「変わりたい」
と思っている人の力になりたい。

無理な食事制限も、リバウンドするダイエットも必要ない。
「できることを少しずつ変えていく」
ことで、誰でも変われる。

俺のサポートを通して
『人生の転換点』
を与えたい。
「自分なんて変われるわけがない」と思っている人に、「いや、絶対に変われる」と伝えたい。


【最愛の家族と、手に入れた幸せ】

ダイエットを通じて、俺の人生は大きく変わった。
そして今では、最愛の妻と、可愛い息子・娘に囲まれた幸せな日々を送っている。

もし、あの時本気で変わる決断をしていなかったら——
今の人生はなかったかもしれない。

だからこそ、俺はこれからも伝えていく。
『変わりたい』
と思ったその瞬間が、人生を変えるタイミングだ。
そして
『俺が変われたんだから、あなたも絶対に変われる』

これが、オオカズの人生録。
これからも、自分の人生をもっと熱く、もっと強く生きていく。
そして俺というフィルターを通して『人生の転換点』を与える存在になり、多くの人の人生を前進させる男になる。

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