シェア
1998年1月12日(月) 山口へバスの旅。たぶんそっちの方。 ロウのような皮膚に太針金を短く切っ…
1997年12月2日(火) 殺し屋が来た。うちを覗いている女を殺す人だろうか?と思った。コンポー…
1997年11月10日(月) ○○に越してきて七日の主婦はうんざりして新聞に投書した。それはなぜか…
1997年10月13日(月) 母がせかせかしていた。部屋はごたごた。母が台所に立つとわたしは子ども…
1997年8月25日(月) ひるね 胴がもぎれるくらい泣いた。口惜しく悲しかった。 「いつもわたし…
1997年8月17日(日) 神社の社殿。単純な三角屋根の倉庫みたい。壁も屋根も赤かった。戸はあいて…
1997年8月6日(水) わたしは寒いらしくタオルケットと布団をかぶってうろうろしていた。 母は黄になっていた。赤をやめたらしい。にこにこして剥いた桃を持ってきてくれた。 寒いのになんで桃だろう? 包丁を使ったとは思えない桃──まずそう。 桃はまるごと食べるか、小さいナイフで切りながら食べる。
1997年5月3日(土) 赤の上にバラバラと銀色の玉が落ちてくる。 イリジウムだ。 赤にはイリジウ…
1997年4月16日(水) 次に─前段階は思い出せない─脚の膝から下に「月光荘の赤」を塗っていた。…
1996年11月30日(土) 水を吸いきった繊維の束か何かのように両方の脚が信じられない重さ。 この…