なぜ一条工務店を選んだのか。
今日は新居の2か月目点検(本当は12月だったのだが、子どもの病気やら、大雪やらで今日に…)
一条工務店の担当の営業さんが来られました。
昨年、新居が完成し、11月より住んでいますが、魚沼の冬とは思えないくらい、すこぶる快適です。
外は雪景色ですが、家の中は常に23℃前後、湿度50%前後をキープできています。
外内ダブル断熱による高気密高断熱と、全館床暖房の力を存分に発揮しています。
以前の住まいでは、冬になると寒さに身を震わせながら布団から這い出して、暖房を入れ、温まるまで待つ。しばらくは暖房の前から動けない…なんてことが日常でしたが、今はトイレでも風呂でも全館床暖房になっており、寒さを感じることはありません。寝る時も毛布一枚で十分です。
よく新築すると何かしらの初期不良が出るものだからそのつもりでいなさい!と指南する声を聞きましたが、私たちの家では今のところそんな不具合は一つもありません。
住んでみて、もっとこう設計してもらえばよかった!ということは2~3個ありますが、別にハウスメーカーに苦情を言うようなことではありません。
というわけで、今の新居の住み心地に120%満足しています。
ここまでご尽力いただき、本当に感謝しておりますという旨を担当さんには伝えました。
なぜ一条工務店を選んだのか
ここ数年一条工務店はぐんぐんシェアを伸ばしています。担当さんによると、これまで新潟県内では8位前後のシェアだったのが、昨年は3位まで上昇しているそうです。1、2位は新潟県発のHMなので、相当な健闘らしい。
私たちも一条工務店を選びました。金額も決して安くはないのですが、シェアが伸びている理由もわかります。
高気密高断熱&全館床暖房
一条工務店と言えば、高気密高断熱&全館床暖房です。展示場や宿泊体験棟でも体感しましたが、新潟の冬にここまで快適な空間があるのかと感動しました。床暖房はコストが掛かると思われますが、高気密高断熱のは一度温まってしまえば、高い保温状態を維持します。ちょろちょろっと熱を足す程度でも十分温かいのです。
光熱費は、電力料金の高騰や昨年まで灯油を使っていたこともあり、一概に比較できませんが、昨年までとさほど変わりません。
性能とメンテナンスの見通しを数字で説明してくれた。
他のHMや工務店も見学したり、見積もりをお願いしました。他のHMや工務店も決して悪い家ではありませんでした。近年、高気密高断熱がデフォルトになっている風潮がありますので、どこの家もきれいで快適そうでした。
ただ、その性能やこれから数十年のメンテナンスを考えるとき、他のHMや工務店は「まぁ、そこまでしなくても快適ですよ。」「そんなにメンテナンスの機会はありませんよ。」
という説明でしたが、
一条工務店は、
「Ua値、Q値、C値は〇〇で、それによってこの快適な生活に必要な光熱費はこれくらいです。」「メンテナンス保証は30年で、30年目にタイルの目地の交換をお願いいたします。」といった具合に明快に説明してもらったことが安心につながりました。
一生に一度の大きな買い物ですから、ある程度数十年の見通しを提示してくれたことは大きかったです。
仕様をわざわざ選ぶ必要がない。
これは好みの分かれるところですが、我々はそこまでインテリアにこだわりませんでした。見た目の豪華さよりも、快適さが重要だと考えました。キッチンや洗面などの仕様は標準の中から選ぶ仕組みなので、あれこれメーカーを比較して決めるという手間がありませんでした。
(一条工務店でも、他のメーカーの装備を導入することは可能なようです。)
最後は担当さんの「人」
HMの営業さんもいろいろな方がいらっしゃいます。他のHMや工務店では、いかに次の段階につなぐか、話を前に進めたいと思っているかが露骨に伝わってくる感じがありました。ガンガンと押し迫られたり、急かされたりするほど人は逃げたくなる心理が働くのかもしれません。
正直、もっと安い提案をしてくれたところもあったのですが、じっくりと我々の話を聞き、誠意ある提案をしてくれ、優柔不断な我々の決断をじっくり待ってくれたのが、我々の担当さんでした。その対応は、私が教員として勤めるうえでも大変刺激になりました。
一条工務店というよりは、担当さんの人としての在り方に委ねたというのが本音でしょうか。
我らが師も似たようなことを言ってたな。
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