好きになるって難しい
誰かを好きになるって難しい。
誰からもその感覚を共有してもらうことはできないし、人によっては執着、依存とも似たような感じにもなる。
好きと一口に言えども、友達、家族、動物、推しなど様々なものにも使える。
超絶曖昧な言葉だと思う。
私は昔から何かを好きになることがほとんどない。
まるで画面上の世界を見ているかのように、
何事にも冷めた目線しか送れない。
何かに夢中になることができない。
好きがわからない。
昔からこんな感じなので、人を観察して、気持ちを察して(←これも中々難しいのだが。)行けるように努力している。
だって
「もう〇〇ちゃん可愛すぎー!」的な感じで盛り上がっている時に一人「え、そう?」なんて突っ込めない。
あとが怖すぎる。デメリットしかない。
人から好きだと言われても、わからない。
なのに依存される。
そしてその向けられる感情が重く感じ始め、別れる。
相談した友達からは
釣った魚に餌をあげないタイプ
と評された。
恩師にも同じようなこと言われたなぁ…
他の人からは
冷たい、優しい、不思議
と評される。
…解せぬ。
何にせよ、好き という感情はよくわからない。
というより、
怒り、悲しみ、喜び どの感情をとっても、多分他の人よりその感情が薄い。演じることはできる。
でもそれでは「感情」ではない。
いつもその場と周りに合わせて、演じている。
嘘泣きなんてお手のもの
本当に5秒あればできる。見せれないのが残念。
だから、夏の甲子園や推し活をしている人、恋人がいる人や好きなことをとことん追求している人を見ると、羨ましいなぁと思う。
何かに夢中になれるって素敵なこと。
その出会いを大切にしてほしい。
私はまだ出会ってないだけなのかもしれない。
いつも、そう信じて様々なものに目を向けたり体験しに行ったりしているけれど…
うーん、まだまだ「好き」探しの旅は続きそう。
同じように世界が見えている人がいるならば、
一緒に行こう。長い旅へ。
いつか「好きだ」と言えるその日まで
長い旅は続くのです。