肉離れした時アイシングは効果的なのか、またリハビリと予防は?
「助常傷無」
「和顔喜笑」
宮崎市
まるカイロプラクティック
・整骨院です。
先日の新聞に、【アイシングは肉離れなどの筋損傷後の再生回復を遅らせる】との記事がありました。
神戸大学の論文で、
重い筋損傷後のアイシングは筋再生を遅らせる可能性があるとのこと。原因としてアイシングすることで筋損傷を貧食するマクロファージの到着が遅れてしまう、更に損傷筋細胞内にマクロファージが十分に入り込まないことが分かったようです。
では肉離れなどのケガは、どのようにして体は治そうとしているのか(・・?
私なりの解釈は👇👇👇
「肉離れ」が発症。
↓
損傷部位に炎症反応が起こる。
↓
患部を早く治そうと、マクロファージなどのいろんな物質組織が集まり損傷部が腫れてくる。
↓
集合したマクロファージなどが損傷部を修復する。
↓
回復・治る。
こんな過程で治って行く自然治癒力のシステムをアイシングが邪魔するのだと思います。
以前からアイシングは回復を遅らせると言われていたけど、こんな風にエビデンスがはっきりすると、分かりやすいし説明しやすいですね。
この論文もっと詳しく知りたい方は、「神戸大学」「アイシングは肉離れなどの筋損傷後の再生回復を遅らせる」で検索してみてください。
下記は「ハムストリングの肉離れ」について
その他いろいろ書いてみました。
損傷部位は、どこらへんが多いの?
大腿二頭筋長頭損傷が多い→再発率も70%ほどと高い。ストレッチして痛いときの損傷部は筋のZ帯部損傷が多い。筋力を入れた時に痛いときの損傷部は筋腱移行部の損傷が多い。
肉離れの因子として考えられること
●筋のアンバランス
ハムストリングスと大腿四頭筋のバランスが悪い。股関節周囲筋の運動連鎖が良くない
●ウォーミングアップ不足
●疲労蓄積
サッカーでは肉離れの3分の2が後半で発生している。
●柔軟性の欠如
●既往性
過去に肉離れを経験し、しっかりと治療できず、損傷部に瘢痕組織が残っている場合、癖になり、再発のリスクが高くなる。
●ランニングフォーム不良
●天気
●シューズやスパイクが合わない。
●近位部の脛腓関節の(ゆがみ)がハムストリングスの肉離れにも関与している。
どんな治療や施術して治すの(・・?
・超音波治療
・衝撃波治療
・カッピング
・強刺激マッサージ
・フロスバントによるストレッチ
・股関節周囲の筋のほぐし、拮抗筋群へのアプローチ
・カイロプラクティックアジャスト(骨盤矯正)
・理学療法によるリハビリ
・鍼灸治療
・整体
・整形外科病院での治療リハビリ
などいろいろあります。
リハビリからの復帰の目安は?
●ストレッチした時に痛みがない。ハムストリングを収縮した時も痛みがない。更に患部を押圧した時にも痛みを感じないといった状態になったら徐々にリハビリトレの強度を高めて競技に復帰していきます。
再発予防として
●フロスバンド巻いてのストレッチ
●ロシアンハムストリングストレーニング
●股関節周りの柔軟性や連動性
●仙腸関節の可動性
●太もも前後の筋肉のバランス
などなど
以上
宮崎市小松にある
まる整骨院カイロプラクティック院
ブログ担当者
井上崇嗣
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