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#45 自分なんなんだろう
Sは仕事に復帰する事が決まった。
「近くにアパート探すまで、朝は送ってくれませんか」とLINEが入る。
離婚したし別居したので、本来なら無関係の私。
Sの出勤に合わせた生活リズムにしなきゃならない事、私の時間や労力をSに割く事になる。
自分でどうにかしろよ。職場近くに契約したアパートを入居日に解約するからこんな事になるんだよ。
そんな気持ちの私。
片道3㎞ほどあり、朝から徒歩通勤は辛いかも。
ましてや、体力も落ちているし、体にガタがきているのも知っている。
考えた結果
朝送って、そのまま出勤すれば私の仕事が捗るだろうし、朝活も出来る。
モヤモヤする気持ちは拭えないけど、前向きに捉えようと決め「わかりました」とだけ返信。
送迎を始める前日に、送迎時間の事で話したいとのことでSと会う。
仕事後で疲れていた事もあり、電話で済むのでは?と思い、不機嫌だった私。
S「機嫌悪いの?」
私「疲れてる。用件は送迎時間の事だけ?」
S「送迎お願いして、わかりましたって言ったじゃん。」
この一言にイラっとして、上記のモヤモヤした気持ちについても口頭で伝えた。
S「それは理解してるよ。」
本当かよ・・・と内心思う私。
送迎を始めて数日後、弁当を作ったので、迎えの時間はいつもより遅くて大丈夫です、との連絡。
迎えに行くと、私の分の弁当も用意している。
それに素直に喜べない私(理由は後述)。
私「次から私の分は作らなくていいから」
それだけ言って送り届けた。
けど、私の中で弁当がいらない理由を説明しておいた方が良いと思い、下記を伝えた。
・私は私で食べ物を準備しているので、要らない
・私は貴方が親からお金を借りている事を知っており、その弁当の費用は親から借りたお金で賄われていると思うと、私が貴方の親と間接的に繋がってしまうので、いりません。
それに対してSからの返事は余計な一言を交えたものだった。