#42 開き直るしかないか
ある日の月曜日、私は午前中の予定があり家を空けていた。
午後に帰宅。
寝起きのS。
S「お腹空いてない?」
私「別に食べる気ない」
S「俺はお腹空いてるんだけど、久しぶりにステーキ食べにいかない?」
表情にも出ていたが、この言動は飲酒している証拠だった。
一緒に外食に出掛ける。
案の定だった。
酔った時にカバンから財布を探せないS。
食券を買ってきてと指示するS。
財布を開けるとレシートがあり、私が不在の間にストロング系酎ハイを計6本購入していた。
Sの状態を見る限り、私がいない間に飲みほしたと思われる。
後日、何の話の流れか忘れたが、Sが隠れて飲酒していたことについて、知っていたと伝えた。
S「前の話でしょ!?お盆の辺り。」
私「数日前にも飲んだでしょ。レシートあったよ」
S「あっそ」
それだけだった。
本人曰く、たまにしか飲んでいないとのこと。
また、黄疸が出ているような気がするとのことで、本人なりに飲酒を控えているらしかった。
そうなる前に入院してもらったはずだけどね。
やっぱり依存症は難しい。