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誕生日には、贈ろう

LINEとかそういうSNSは、誕生日を登録している場合、つながっている人に誕生日を教えてくれることがある。あんまりあてにしたことがなかったのだが、今回は仕事をしてくれた。今日は大切な友人の誕生日である。それにLINEの通知で気づいた。今回ばかりはLINEに感謝をせねばならない。ちなみに、その子の誕生日を忘れていたわけではない。断じて。ただ、一般的に言う「誕生日」というイベント自体を忘れていたのだ。今日も誰かのバースデイ…!!毎日祝われている人がいるってことか!と通知をみて本気で思った。それくらい自分のことで追い込まれていたと言い訳しておきたい。

まず、手紙を書こうと思った。でも気づいたのが前日の夜だったため、間に合わない。誕生日は当日に祝われるからうれしいとこあるよね…(個人の感想です)と思い、明日何かしよう、とりあえず何かをしよう…!と心に決めて寝た。そして今日、再度LINEに教えてもらう羽目になった。情けない…と思いつつ、それでも気づいただけ何かできるってことだな!と前向きに捉えることにした。しかしながら、離れている場合、当日になにかを贈るというのは非常に難しいことに気づいた。あれ、もしかしてこれはメッセージくらいしか贈れないのでは?それはなんとも悲しい。本当のプレゼントはあとから贈るとしても、まず何か喜んでもらえるブツを贈りたい。その友人は本当に最近大変なのだ。頑張っているのを知っている。こう、ちょっとだけ贅沢な気分になったりするもの…と考えた結果、これは食べ物だと思った。甘いものがいいだろう。ここで先ほどの問題に遭遇する。今からどうやってそれを送るというのだ。どうしよう、と思ったところに現れたのはLINEギフトだった。LINEのサービスはこれまで積極的に使ってこなかったが、目に入ったので覗いてみると、多種多様なギフトがそこにはあった。これ決済するだけでギフト券贈れるってこと???現代社会に生きていてこの驚き方、私はどうやら時代から取り残されていたようだ…とため息をつきながらギフトを探す。色々見たが、結局ハーゲンダッツのギフトを送った。ハーゲンダッツでちょっとでも喜んでくれればいい。(私はハーゲンダッツにそれだけの力があると思っている。)あと、添えたメッセージで少しでも心があったかくなって、少しでもいい夜を過ごしてくれれば、これ以上ない贈り主の幸せである。

この直接会えない時代だからこそ、こういうプレゼントはいいかもしれない。そして怖がらずに使ってみればいい。意外と使えるものだ。どんな形であっても、何かを介して、縁をつないで、つなぎなおして、大切にしていくのだ。

誕生日、おめでとう!これからもよろしく。

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