世代関係なく愛される、だるまさんシリーズとは
今回、紹介する絵本は
累計551万部を売り上げた
絵本のベストセラー『だるまさんシリーズ』
を紹介しようと思う。(累計は2018年調べだから今はもう少し売れてるはず)
『だるまさんシリーズ』と言えば
だるまさんが (ブロンズ社 2007年)
だるまさんの (ブロンズ社 2008年)
だるまさんと (ブロンズ社 2008年)
の3部作シリーズ
どこの本屋さんにいっても必ず置いてありますよね。
■何が良かったのか?
だるまさんシリーズの魅力は
絵本の内容のシンプルさ、
だるまさんの表情や動きの表現力ですね。
もう最高です。
背景も真っ白でイラストが際立ち分かりやすいうえに、文章も超シンプル。
何を見せたくて何を伝えたいかが
絵本の中でシンプルで読み聞かせも
「だ・る・ま・さ・ん・の。は。」
と言う感じで要らない情報が皆無。
読み聞かせするポイントとして、「だるまさん」の部分でやや期待感を膨らませつつ次のページに行くと子供が大喜びします。
情報量が少ないし
シンプルなのでファーストブックでも良いかもですね。
オススメ度
★★★★★
■かがくいひろしとは
かがくいひろし(加岳井 広)さんは、日本の絵本作家さんです。
絵本作家さんとして、遅咲きの50歳にデビューされ、54歳にすい臓がんで急逝するまで、わずか4年の間に16冊の絵本を残してくれました。
『おもちのきもち』『もくもくやかん』『おしくらまんじゅう』『おふとんかけたら』他
実はかがくいさん、絵本作家をされるまでは特別支援学校の先生として28年間勤めていたみたいです。その子供に対する愛情と理解がそのまま絵本に活かされているんじゃないかと思います。
もしまだ、生きていらっしゃったら
今はどんな絵本を書いてるのかな?
■まとめ
シンプルで分かりやすくて
だるまさんが可愛い絵本!ファーストブックとしてもオススメです。