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『世界最古の絵本』ってなんだろう?

つい先日、絵本を読んでて ふと思った。

『歴史上最も古い絵本って何だろ?』

気付いたら絵本なんてあるのが当たり前。いつから、絵本が存在するのか考えて見たことなんてなかった。
今日はそんな絵本の原点を調べてみました。

■世界最古の『世界図絵』とは

まず、結論から言うと

世界最古の教育絵本は『世界図絵』

『世界図絵』はチェコの教育者ヨハン・アモン・コメニウスが1658年に出版した子供向けの教科書です。ラテン語が書かれている教科書なので読めないですけどね。
内容は世界百科事典に近いものみたいで、子供を対象とした学習用の本だったみたい。その後、18世紀にイギリスで最初の児童書出版者ニューベリーによる出版物を経て、19世紀半ばに絵と言葉を融合した現代絵本の形態が完成した。
そうして、今の礎としての最初の絵本と考えられているみたい。

■ありがとう編集者さん

ここで勘違いしてはならないのが、
著者のコメニウス凄いのではなくて、印刷した編集者が凄いという事実。
何故なら、コメニウスも凄いんだけど結局、文字を起こしただけ。絵を入れて今のような絵本にするという発想は、
『18世紀にイギリスで最初の児童書出版者ニューベリーによる出版物を経て、19世紀半ばに絵と言葉を融合した現代絵本の形態が完成した。 』ってことだから
1世紀以上かけ、幾度もの印刷により構築されて今の絵本というスタイルが完成されたってことだよね。つまり、印刷する編集者の努力って事だよね。凄いよ!

■まとめ

今日の絵本ができるまで、凄い長い歴史があるという事。そして教育絵本としては19世紀半ばから完成したってことだから、まだ絵本の歴史ってまだまだ浅いんだなぁーって思った。これからもっともっと絵本の可能性って広がりそう。楽しみだー!

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