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データ活用で成果を上げる!カギは“目的の明確化”

こんにちは!「おいしさ」の感性を科学する味香り戦略研究所です。
先日、データ活用に関する気になる調査レポートがあったのでご紹介します。

日本企業はデータ活用で成果を得ているか

このレポートは、企業におけるデータ活用の状況などを尋ねたものです。

アンケートの結果によると、データ活用によって全社的、または一部でも何らかの成果を得ていると回答した企業は89%に上ります。データ活用やるしかない!という数字ですが、成果を得ている企業の中でも「全社的に十分な成果を得ている」とした企業は全体の8%でした。つまり、多くの企業がデータ活用の価値を感じているものの、全社的にしっかり成果を出せているのはごく一部であるという現状が浮き彫りになったかたちです。

興味深いのは、データ活用に取り組む企業のうち、目的や目標が明確な企業ほど高い成果を上げているという点です。さきほど「全社的に十分な成果を得ている」と回答した企業はその100%が「目的や目標が明確」と回答しました。データ活用で成果を得るために、「なぜこれをやるのか」「どんなゴールを目指しているのか」といった目的や目標を明確にすることが不可欠であるとわかります。

参考:Gartnerプレスリリース「日本企業のデータ活用に関する最新の調査結果を発表:全社的に十分な成果を得ている組織の割合は8%」2025年1月23日
https://www.gartner.co.jp/ja/newsroom/press-releases/pr-20250123-data

データ活用は「目的を明確にすること」から始めよう

味香り戦略研究所は、感性分析コンサルティングを通じてヒトの感覚をデータ化し、さらにその先のデータ活用も支援しています。この取り組みにおいても、やはり目的や目標を明確にすることがとても重要です。どのような内容をデータで客観化したいかをしっかりと捉えることで、得られたデータを広く・深く使いこなすことが可能になります。そのため、味香り戦略研究所のワークフローは課題定義からスタートし、データを活用するための準備段階からコンサルタントが伴走し、成果につながる活用の仕組みを構築します。

味香り戦略研究所 ワークフロー

「おいしさ」を判断するとき、人は五感をフル活用し、さらに感性は相互に作用しています。分析可能な項目は多岐にわたりますが、目的に沿ったデータ化をご提案しますので、「データ活用をしたい」「感覚を客観的に捉えてみたい」と考えたタイミングでご相談いただければ幸いです。

味香り戦略研究所について知る

味香り戦略研究所は、2004年に味覚センサを用いた味の数値化から始まり、におい、食感など「おいしさ」にまつわる複数の感性データを活用し、データ価値を最大化するためのコンサルティングを提供しています。最新情報はウェブサイト・SNSで発信しており、お問い合わせページにはよくあるご質問を掲載しています。

サービス一覧はこちら。分析料金を掲載しています。
料金・納期は内容により変わります。ご相談いただければ、目的やご予算に応じた実施内容をコンサルタントがご提案いたします。

(ほぼ)毎月開催するセミナーにて、最新分析レポートの解説など、最新情報やデータ活用の取り組みをお伝えしています。現在はオンライン形式がほとんどです。お気軽にご参加ください。セミナーの一覧ページでは過去の開催情報もご覧いただけます。

本noteでも、引き続き食分析やデータ活用について発信していく予定です。食分析レポートはマガジンにまとめていますので、ぜひご覧ください。
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