冷凍&チルドえびしゅうまい9商品の味わいを分析
しゅうまいは中華料理の点心のひとつ。日本でもかなり身近な中華メニューではありますが、餃子に比べると食卓での存在感は控えめかもしれません。
しかし、冷凍やチルド商品が各メーカーから発売されており、コンパクトで主張の強すぎないお惣菜として、特にお弁当では主戦力となっているのではないでしょうか!
今回はしゅうまいの中でも、白身魚のすり身をメインにした「えびしゅうまい」を分析します!
冷凍商品とチルド商品、合計9品を味分析し、グラフにしました。
シウマイ弁当が有名な崎陽軒のチルド商品「おいしさ長もち えびシウマイ」が特に個性的な数値になりました!
えびしゅうまい9品の味わいマップ
測定したえびしゅうまい9品を味の濃さとうま味のバランスで示しました。9品の平均値をゼロとしています。
崎陽軒「おいしさ長もち えびシウマイ」は味の濃さ、うま味ともにもっとも強いという結果でした! 商品はえびしゅうまいですが、今回測定した商品の中で唯一原料に豚肉が使用されていて、肉の味わいが表れているのではと考えられます。
逆にどちらも控えめだったのは7&i「海老蒸し餃子」です。餃子ですが具材にえびを使用しており、しゅうまいと同じように蒸して作られ、電子レンジで調理可能であることから、今回はしゅうまいと同様に分析を行いました。
冷凍商品の中では味の素冷凍食品「プリプリのエビシューマイ」が味の濃さとうま味が強い結果です。味わいが強めの商品は、おつまみにしても良さそうです!
各商品の味バランスを詳しく
冷凍商品から、味の素冷凍食品「プリプリのエビシューマイ」と日本水産「えびシューマイ」を比較します。
おおよその味バランスが似ている中で、違いが出たのがうま味でした。うま味の差がえびしゅうまいの商品ごとの味の特徴につながっているのではと考えられます。
ちなみに、崎陽軒「おいしさ長もち えびシウマイ」はこんな感じに! 味の濃さとうま味の強さがくっきり出ていますね。
さらに、うま味の余韻も強いことがわかります。口に入れた際の味の強さだけでなく、飲み込んだ後の余韻も味わえそうですね。味の濃い他の中華メニューにも負けない味わいがあるのではないでしょうか!
おわりに
今回は、えびしゅうまいの味分析をしました。
食べているときは全体の味わいを感じているため、うま味だけを感じ分けるというのは難しいかと思います。ですが、特徴的な味わいが多かったので、実際にうま味に注目して食べ比べをして自分の味覚の限界に挑んでみたいです。
書いていると崎陽軒のえびシウマイが食べたくなりますね!