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オンライン講座二股受講の巻

今日は2人の知人が同じ時間に別々のzoom勉強会を開催したので、2人に断った上で、思い切って両方同時に出てみた。
片方はパソコンで、一方はiPadで参加した。
それでわかったのは、2つの講義を同時に聴いて、それを2つとも記憶にとどめておくことは何となく出来る。
しかし、片方を頭で考えだすと、もう一方は全く頭に入ってこない。
それで何とかやりくりしながら、両方から収穫を得ることができた。

【第一講座 子どものジェンダー教育について】
大人のジェンダーやLGBTQについては、最近無意識調査ツールというのを作成している関係で関りがあったのだが、子どもについての話を聴くのは初めてでした。
日本は性の話をタブー視する傾向にあるが、それは良いことではなく、ちゃんと向き合っていくのが良いと。
支援者として出来ることは、これまでのステレオタイプに引きずられずに、一人一人の子どもの感性に寄り添って、注意深く見ていくことが大事。
自分自身が、たばこの煙がダメで、カフェインの入っているコーヒー、紅茶、お茶が飲めないという「プチマイノリティ」を抱えていて、結構苦労してきました。
みんな違ってみんないいという世の中になるといいですね。

【第二講座 デンマークのペタゴーの役割について】
ペタゴーとは、デンマークの幼稚園、学童保育、障碍者施設などで働く人のための国家資格のことを言います。
日本には無い職種ですが、私のイメージでは、子どもに寄り添って話を聴いて、子どもの成長を応援する人という感じです。
今日は参加者が100人近くになり、ペタゴーとデンマーク式教育、保育に関して沢山の質問が出て、予定を30分以上超過する盛況ぶりでした。
日本で保育や教育に携わる多くの人が、従来の日本式のやり方に疑問を感じ、北欧型の自由な個を尊重するやり方に大きな興味を持っていることが、ひしひしと感じられました。

二つの講座に共通するのは、多様性の尊重、子どもの人権の尊重、これまでの日本の常識に囚われない、日本は遅れているというところでしょうか。
両方参加してよかったです。

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