デザインに触れて思うこと-Monster Academia体験授業参加の記録④最終章-
さて、モンスターアカデミア様の体験授業参加レポも、ついに最終章を迎えました。
ここまで伸ばしに伸ばして語る人もそうそういないでしょう...。笑
今回は最終章ということで、体験授業全体を通した気づきというか、感想をまとめたい思います。
また最後に、私と同じくデザインを学び始めようとしている人に、自分なりの考えを残しておきます。
最後の記事となるこちらでもお伝えしますが、私はこの体験授業に参加して、
デザインへのハードルは下がり(自分も興味持っていいんだ!という当事者になれた喜び)、
奥深さに圧倒され(目的とターゲットによって生まれるデザイン(答え)の多さよ...)、
デザインを学ぶ楽しさ(色々なデザイン知りたい!見たい!聞きたい!作りたい!)、
を知りました。
デザインに興味がある方は、ぜひご一読ください。
※この体験談はあくまで私が授業を通して学んだこと・感じたことです。
デザインとして正しく理解できているか、またはモンスターアカデミア様の意図に沿っているかについては、確認が取れていませんことをご了承のうえお読みください
4. 「デザイン」って、なんだ?
今回、私はモンスターアカデミアさんの体験授業を通して「デザイン」を学んだ、とお伝えしてきました。
しかし、体験授業を終えて思ったこと。
それは「デザインってなんだ?」です。
本末転倒のように思えるでしょうか?
「デザインを学んできます!」と言って飛び出したやつが、「デザインってなんだ?」という疑問を携えて帰ってきたのです。
笑えますよね。
でも私は、これがデザインを学ぶ第一歩を踏み出した証拠だと思っているのです。
それまでデザインとは、広告で目にするビジュアルやコピーのことだと思っていました。
あとはwebサイトの見た目や商品、商品パッケージなど。
具体的な「モノ」として、デザインを捉えていました。
そしてデザインとは、良い写真やいい言葉を「なんかいい感じ」に配置して、おしゃれなものを作り上げるものだと思っていました。
でも、授業を通してデザインは「モノ」ではなかったと気づきました。
「なんかいい感じ」を適当に作り上げるものでもありませんでした。
(見た人がそう感じるようにデザインすることはあるかと思います)
デザインとは「コミュニケーション」。
デザインとは「情報伝達」。
デザインとは「伝えること」でした。
私たちが目にする広告や商品、パッケージ、家や街は全て、デザインの結果生まれた産物です。
そこには「伝えたいこと」が存在します。
「伝えたいこと」とは本当に様々です。
「効果がある!」とか「安い!」といったわかりやすい情報の場合もあるでしょう。
それに限らず、
「この商品を手に取った人が、こういう感情を抱くようにしたい」、
「このサイトを見た人が使いやすいと感じてほしい」、
「居心地の良さを感じてほしい」、
といったユーザーの内面にまで踏み込んだ「伝えたいこと」の場合もあります。
これはもはや「伝えたいこと」というよりも「生み出したいこと」になっていますね。
上記のような「伝えたいこと」「生み出したいこと」を適切に伝える・生み出す手段の立案・設計・実行が「デザイン」だと、今は思います。
そう考えると「デザイン」って範囲が限りがないように感じませんか?
webサイトの写真や構成で伝えるのか、商品パッケージで伝えるのか、動画で伝えるのか、コピーで伝えるのか。
はたまたそれらの合わせ技で生み出すのか。
だから「デザイナー」と一言で言っても、それぞれ「webデザイナー」や「コピーライター」「プロダクトデザイナー」といった専門家がいるんだなと、ここにきてようやく納得です。
世の中にある、ありとあらゆるものにはデザインが必要で、彼らはそのプロなんだ、と気づきました。
ここまで読んでくださった方のなかには、
「なんだ、【デザイン=コミュニケーション】ってわかってんじゃん」と思った方もいるかと思います。
そうですね、概念としては理解したと思います。
ただそれは表面的なものです。
<本当の意味でデザインを理解する=自分でデザインできる>ことだと考えている私にとって、まだまだデザインは全くわからないものです。
それは、私にはデザインができないからです。
※ここでいうデザインとは、ビジネスにおけるデザインのことを指します
「コミュニケーション」のための戦略に基づいた立案・設計・実行のことです
私にはデザインをするための、知識と経験とノウハウが圧倒的に不足しています。
だから、デザインしようにもデザインができないんです。
私のデザインという札がついた引き出しは、ほぼ空っぽ。
そこで冒頭の「デザインってなんだ?」というところに行き着くのです。
この疑問を持てただけでも、体験授業を受けた甲斐が多いにあったと思います。
「自分はデザインができない」という自覚をしたことで、私は初めてスタートラインに立つことができました。
これが、この体験授業を通して得た一番の宝物かもしれません。
デザインを学ぼうと考えている人へ
私はこれからデザインを学び、実践していきたいと思っています。
同じように考えている人に向けて、自分自身の備忘録的な意味でも以下の言葉を残しておこうと思います。
デザインをできるようになるためには、独学する方法もありますが、授業を通じて学んだ方が圧倒的に効率的だと思いました。
なぜって、デザインの世界は広すぎるからです。
どこから手をつけていいのやら、という感じで、きっと時間だけが過ぎていくでしょう。
それを防ぐためにも、授業という形を通して学ぶのはベターだと思います。
デザインは海にも例えられるんじゃないかと思います。
どこの港から出発しても、繋がっています。
出航する港(最初に始めるデザイン分野)は興味のある場所ならどこからでもいいと思います。
そこから、広い海(デザイン)を旅して、色々な港に立ち寄って、海(デザイン)をより深く知っていけばいいんだと思います。
だから、まずは出航することが大事なんだ、と伝えたいです。
また、デザインは「実践してなんぼ」だと思います。
作ったものを世に出して、その反応を分析して、キチンと意図した伝わり方をしているか確認して、その結果を次のデザインで反映、あるいは調整していく。
この一連の流れを通して、デザインの精度が上がっていくのだと思います。
SNSが発達していた世の中とはいえ、素人のうちはなかなか世間から反応やフィードバックをもらう機会は多くありません。
私もSNSで色々と発信を続けていますが、全く反応をもらえないことの方が多いです。
自分が作るものはいいのか悪いのか、届いているのかいないのか。
それさえもわからない。
反応がないと、自分のデザインはどんどん「ひとりよがり」になっていきます。
この点に関して、モンアカさんの授業がいいなと思ったのは、クラス形式の授業スタイルということです。
自分のデザインしたものに対して、講師の方だけでなく、一緒に授業を受けるクラスメイトから様々な反応やフィードバックをもらうことができるのです。
その反応を通して、自分のデザインがどのような伝わり方をしているのか、どのように受け止められているのか、をリアルタイムで知ることができます。
これって本当に贅沢な機会だな、と体験授業を終えた今、切に思います。
反応がないという状況は、不安やモチベーションの低下を生み出します。
こういった、あえて感じる必要のない不安やモチベーション低下の要因をできる限り排除することは、学びを続けていく上でとても大切なことだと思いました。
モンアカさんの授業はそういった意味でも、とても続けやすい授業形態だなと感じました。
ここまで、モンアカさまの授業の良さを強くお伝えしてきましたが、実は私自身は有料授業をまだ受講していません。
理由は、単に「今はお金に余裕がない」というところです。
体験授業を受けた感想としては、提示されている授業料を払う価値はある、と確実に感じています。
ただ、それが私の懐事情と合致していないというだけなのです。
理由や事情はどうであれ、私と同じような境遇の方は世の中にたくさんいるんじゃないかな、と思います。
1円でも、100円でも、1000円でも、1万円でも、10万円でも、大切なお金です。
何にどれくらいお金を使うかということは、きちんと自身で考えられますし、考えるべきです。
だから、私のこの記事を読んでくださった方には、まず無料体験授業を受けていただきたい。
私の記事を読んで「モンアカの授業っていいいんだ〜、じゃあここで受けよう」と思ってくださるのは、とてもとても嬉しいです。
私が良いと思ったものが、読んでくださっている方にも届いている証拠だからです。
ただ、私が感じた満足感や発見と同じものを得られるという保証はありません。
求めているものを本当に得られそうかどうか、それはできる限りの手段を使って自分で見定めていく必要があります。
自身のお金と時間と将来のために、自分で自分の納得を見つけなければならないと思います。
私も今、それを見極めているところです。
そのためにも、無料体験授業はとてもいい判断材料になると思います。
「タダより高いものはない」と言いますが、ことモンアカさまの授業においては「タダより安いものはない」という風に感じます。笑
今回をもちまして、Monster Academiaさまの無料授業体験レポは最終回となります。
私は、モンスターアカデミア様の4日間の体験授業を通して「デザイン」というものにほんの少しだけ触れさせてもらいました。
私はそこまでしか学べなかったけれど、通常授業を受講している他の生徒さんたちは、さらにそこからデザイン設計を実践し、講師の方や他の生徒仲間からフィードバックを受けて、実際に「デザインする」ということを学んでいます。
私も、負けじと学び、成長していかなければいけない、とこの記事を書きながら改めて考えています。
このシリーズは、思ったよりも多くの方に見ていただくことができました。
ここまで参加レポを読んでくださった皆様には、本当に感謝しかありません。
私自身、いつか自分が作り上げたデザインがみなさまに伝わる日を夢見て、邁進して参ります。
以上、「デザインに触れて思うこと」でした。
以下、「デザインに触れて思うこと-Monster Academia体験授業参加の記録-」の記事になります。
他の記事が気になる方はこちらからどうぞ。
・デザインに触れて思うこと-Monster Academia体験授業参加の記録①-
・デザインに触れて思うこと-Monster Academia体験授業参加の記録②-
・デザインに触れて思うこと-Monster Academia体験授業参加の記録③-
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