【365日のわたしたち。】 2022年5月28日( 土)
100日続けてきた創作小説。
ショートショート。
ショートとも言えないほど短く、
ストーリーとも呼べないほど、なんてことのない話。
そんな話を一旦区切ろうと決めた今日は、とても気持ちの良い、良い天気な日だった。
夕方、風に吹かれるカーテンを眺めながら、100話目はどのような話にしようかと考えていた。
なんてことない話ばかりなのだから、なんてことない話を書けばいい。
そう思うのに、なぜか力が入ってしまう。
そうして思いついた。
このままを書こう。
このままを。
100日間、短い話をつらつらと連ねてきたどこかの誰かが迎える100日目。
長いようで早かった100日間。
それを噛み締めている姿を、そのまま。
それはどこにでもある、たわいのない人の話なのだから。
〜読んでくださった皆様へ〜
「365日のわたしたち。」を読んで下さった皆様。
本当にありがとうございます。
いいねをもらうたびに、私の書く言葉に何かしらを感じていただけたのだろうか、と嬉しくなり、続けていくことの励みになりました。
「365日のわたしたち。」はここで一度、毎日更新を終了させていただきます。
今後は不定期に更新していく予定です。
またいつかは、毎日更新を再開するかもしれません。
この小説を読んだ人にとって、なんてことない一日に光を当てるきっかけになればいい。
そう思いながら、毎日この小説を書いてきました。
あなたの今日は、なんてことなくて、とてもドラマチックな1日です。
どうか、
昨日を、
今日を、
明日を噛み締めてください。
ありがとうございました。
Tasso.