【365日のわたしたち。】 2022年5月6日(金)
ソファですぅすぅと寝息を立てる夫のお腹の膨らみに頭を委ねながら、
夫が今日も生きているのだと安心する。
この心臓がいつか止まってしまうことを想像すると、とても悲しくて、居ても立っても居られない。
それが私より先なのか、後なのか、
それはわからない。
できれば、私より後であって欲しいと思うのだけれど、
この心臓を私以上に大切に思える人はいないと思うと、
私が最後まで見守ってあげたいとも思う。
夫の寝息は今も一定で、私の頭をゆっくり持ち上げては、ゆっくりと降ろす。
あぁ、愛おしいのだ。