【365日のわたしたち。】 2022年5月19日(木)
ついに憧れのイギリス朝食が食べれるというカフェにやって来た。
エッグベネディクトに、イングリッシュマフィン。
カリカリのベーコン。
横には、ドレッシングを和えられたグリーンサラダ。
美しい。
もう時間は11時を回っていて、言ったらランチの時間かもしれないけれど、
それでもいいのだ。
2時間待ちのこの朝食を食べるために、私は朝7時に家を出たのだ。
そういう努力を無駄だとか言う人もいるだろう。
無駄かどうかを決めるのは、外野ではない。
私だ。
フォークを卵に差し込み、スーーっと引く。
中から、黄金色のマグマが噴き出してくる。
この瞬間。
この瞬間を味わうために、私はこの手間をかけたことを、
全く持って惜しむ気はないのである。