「おいしい」と「なんとなく調子いいかも」を叶えてくれたもの
それは「発酵調味料」
自分が作った料理を美味しいと思ったことがなかったから料理が苦痛だったのか、料理が苦痛という気持ちで作っていたから美味しいと思えるものを作れなかったのかわからないけれど、料理が苦痛だったし、自分で作ったものを美味しいと思ったことはほとんどありませんでした。
40歳を超えて、疲れやすくなったり疲れが取れにくくなり、気分が落ち込無ことが増えて、私はこれからずっとこんな体調不良を抱えていくのかなと不安になっていました。そんな時に何か改善方法はないかとたどり着いたのが「発酵調味料を使った食事」でした。
料理が苦痛だったらわざわざ発酵というちょっと手間のかかりそうなものをしなくても、サプリメントでもいいんじゃないかとつっこまれそうだけれど、体に良いごはんを作れば「私だけじゃなく家族の食生活も改善できる」というところに惹かれて、手作りの発酵調味料を取り入れることに。
料理教室で手作りの発酵調味料を使った料理を食べて
「おいしい」
「私はこういうものが食べたかったしこういう料理を作りたかったんだ!」
と美味しさに感動しました。
美味しく作れるから苦痛でなくなったし、手作りの発酵調味料で作る料理はとにかくシンプルで簡単。
体調のために頑張るぞ!と思っていたけれど、頑張る必要がなくてちょっと拍子抜け。
料理が苦痛だけどどうにかして美味しいものを作りたいと、いろんな〇〇の素やタレを使っていたけれど、すぐに使わなくなりました。
おいしいという感動が大きくて、一番の目的「食事で体調を整える」はどうだったのかというと、調子悪い日が少なくなり、なんとなく最近調子いいかもという日が増えました。発酵のおかげもありと思うけれど、料理が苦痛でなくなったというのも影響してるのかもしれません。
体調を整えるためには、食事と睡眠と運動というけれど、睡眠と運動は個人の意思が大切。でも、食事は家族が食べてくれさえすれば、本人の改善するぞ!という意思は不要。
私が子供の頃、母に「健康のためにこれがいいんだよ!」とか言われながらの食事があまり好きではなかったから(母は私を思ってのことだったから感謝はしています)、なるべくそういうことを言わずにいたい。
ほとんど全ての料理に当たり前のように発酵調味料を使っていると、これで家族の健康に少しは役立てるかも?と思えて、それだけで満足。自己満だなんだけれど、自分が満足してるから、家族にうるさがられるようなことを言わずに済んでる気がします。
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