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自己紹介と経緯

 初めましての方は初めまして。以前より小説を読んでくださっている方は改めてこんにちは。タソカレです。

 元々創作物の展示目的で自サイトを運営しており、たまに創作とは関係のない自らの思考や体験などを発信しておりました。ただ、サイト自体も作品の一部と考えたときに、純粋な創作物の中に私個人を記した記事が紛れ込むのは不純物のように感じられ、こうして別のプラットフォームを利用することにした次第です。
 Xはじめいろんなプラットフォームで書き散らかしているので、それを一本化したかったということもあります。

 私自身については、特に際立った経歴もなく、平々凡々な一会社員です。会計とシステム管理をしていますので、多少は専門職の色合いもあるかもしれませんが、一般的な事務職と環境は変わりません。
 脱サラ、独立に憧れはするものの、一歩踏み出す勇気が出ない。そんなどこにでもいる庶民であり人間です。

 昔から書くことは嫌いではなく、自己表現の一つとして小説を書き始めてもう二十年近くになります。内容自体はフェティシズムを描いたものが大半なのですが、その時々で感じていたこと、考えていたことなどを裏テーマとして作品に潜り込ませ、自分の中の感情をアウトプットし続けていました。

 ただ、表現である以上、意識的・無意識的問わずどこか”ええかっこしい”なところがあって、表したいテーマにあれを付けこれを飾り見栄えを良くして発表していたので、思いを伝えるという意味においては少し窮屈というか、回りくどいやり方ではあるなとも思っていました。
 小説というのはそういうものと言われるとそうなのでしょうけど。

 ただ歳をとるにつれ、表に吐き出したい感情は複雑化してきました。そしてそれを物語という形をとって具現化するには時間が足りない。悠長にしている余裕がなくなってきたのです。

 それに、随筆という形で一度吐き出した感情を、改めて咀嚼して形を変えて書いてもいい。整っていなくても、おもしろくなくても、まずは書いて、吐き出して、”自分”を客観的に見つめ直すきっかけとしたい。そういう思いで今回、こうしてプラットフォームを変えてスタイルを変えて筆を執ることにしたわけです。

 私は元々口下手です。言いたいことがあっても、その瞬間にいろんな思いや言葉が洪水のように溢れてきて、どれを選べば良いか分からず、結局当たり障りのないことを言葉にするしかできないのです。
 ですが文章であれば、浮かんできた言葉を吟味しながら、これかな、あれかな、と自分と相談しながら、綴っていくことができます。それこそが自分が書くことが好きな理由なのかもしれません。

 小説を書いているとはいってもアマチュアですし、ライターでもなければ何かのセンスが秀でているわけでもありません。読んでいて面白いものが書ける自信は全くありませんが、それでも今の自分のありのままを書いていきたいと思います。

 もしよろしければ、お付き合いください。

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