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私のキャリア構築を阻害していた考え

今回は別の題材を考えていたのですが、唐突に思い立って、私のキャリア構築を阻害していたものについて書いてみたいと思います。

私のキャリア構築を阻害していた思考
①     誰かの夢の仕事をやっているのだという思い込み
②     出来ることで気楽に働きたいという気持ち

誰かの夢の仕事をやっているのだという思い込み

貿易の仕事は、国際関係に興味があったり、語学を使ってグローバルに仕事がしたい!という意欲をもって入ってくる人たちが大半です。帰国子女も多いです。ただ、そういう英語に課題のない人達でも辞めていきます。実際は英語ができるからといって仕事が上手く回るとは限りません。華やかに見えますが、時差や文化の違いによる意思の疎通の難しさや、そのために起こる地味なステップを嫌がるひとは意外と多く、ジョブチェンジする人が結構います。私は語学は堪能ではありませんが、その仕事(作業・タスク)自体は苦ではなかったので<もしかしてすごくいい仕事に出会えたのかな?>と思い続けていました。何度か辞めたいなと思った時に「誰もができる仕事じゃない。」と言われ、<そっか、こういう仕事に憧れている人もいるんだな、全うしよう。>という気持ちになったこともありました。ただこれが間違いでした。だって、そもそも貿易には全く興味がないんです。「できるようになりたい」レベルに到達してたら、壁にぶつかっても乗り越えるための活力が湧いてこなくて、私ももうここまでかなと思いました。
ただ振り返れば同じ業界に10年以上いられたのは他の理由もあったはず。それに気持ちがフォーカスしたらジョブチェンジすることもなかったかな、どうかな?というところです。あの時に誰かに相談していたらどうなっていたんだろういう想いからキャリアコンサルタントの資格を取っています。

できることで気楽に働きたい

学生の頃から「できることで生きていきたい」省エネ思考でした。おそらく「やってみたいこと」を理解して応援してくれる人が周りにいなかったからかなと思います。また、キャリアの初期で「できること」の仕事に出会えたため、その思考が固定されてしまったと分析しています。
興味関心がない業界に入った私は、最新の業界の動向などをキャッチアップすることはなく、社内研修や強制的に受けさせられるeラーニングで知識を更新するだけ。完全に受け身な姿勢です。(英語習得は頑張りました!)
残念なことに、このような態度に関する欠点は自分では気づきにくいし、会社の上司や人事部員はなかなか指摘してくれることはないでしょう。特に中堅以降になれば自分自身で気づく必要があります。

40歳を目前に仕事がかなりきつくなりました。<あと20年この仕事を続けていくのかな>という恐れで眠れない日が多くなりました。当時任される仕事の種類や内容も難しいものになりそのプレッシャーもありました。続けていけるかなという不安ではなく続けていかないといけないという恐れ・・・。

今となっては「やってみたいこと」と「できること(得意なこと)」のバランスが大事だと実感しています。興味関心のある事柄については、自分で調べたり主体的に情報を収集しに行きます。できないこともその先の目標達成のためにやろう!となります。「できること」を極めて行ったら事業に関心が向くようになることもあるでしょう。

また中年以降はジェネラリストとしてのマネージメント職を目指すのか、スペシャリストとしての立場(現場責任者など)を目指すのか、自分の志向性をより明らかにする必要があります。

今回は「私のキャリア構築を阻害していた考え」について書いてみました。ご自身について考えてみたい方は、ぜひキャリアコンサルティングを受けてみてください。自分の思い込みに気がついたり、何かヒントが得られるかもしれません。


最後まで読んでいただきありがとうございました。参考になれば嬉しいです!
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