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そんなに落ち込まないで!面接の心構え

面接失敗から学んだこと

皆さんは、面接で困った経験はありますか?私も数回、面接で失敗をしてしまいました。でも、その失敗から学んだことが、今の私にとってとても大切な教訓となっています。今回は、そのエピソードを共有したいと思います。

「信念はありますか?」

派遣社員として働こうとしていた時のことです。面接には面接官が3人いました。派遣先の部署マネージャーさん、おそらく直接の指揮命令者になるであろう若い男性、そしておじいちゃん人事担当者。面接でマネージャーさん聞かれたのは「信念はありますか?」という質問です。

当時の私は、「信念は推進器になるが、調整器にはならない」という言葉が好きで、素直に「ありません!」と答えてしまいました。その瞬間、おじいちゃんが頭を抱える姿がとても印象的でした。もちろん、その後に「まだ社会人歴が浅く、学ぶことが多いので、そういった信念も持てるようになりたいです」と補足しましたが、内心「派遣社員にもこんなに高い勤労観が求められるんだ…」と驚いたものです。

面接が終わった後、派遣会社の営業さんにも「何でも良いから答えた方がよかったかもしれませんね」と言われました。正直、その時は「まあ、本命ではないから大丈夫」と内心楽観的に思っていました。

今になって振り返ると、営業さんの言う通り、何か答えておいた方が良かったなと思います。「大切にしていることは?」と聞かれたら、ちゃんと答えられたかもしれませんが、「信念」という言葉には強い意志を感じていたので、戸惑ってしまったのです。これは、面接官が求めていた「信念」の意味と、私が理解していた「信念」のイメージが合わなかったという失敗例です。

軸を合わせる大切さ

20代後半になり、そろそろ正社員として働きたいと感じ、外資系企業の面接を受けることになりました。しかし、転職理由を聞かれた際、思わず前職の不満を話してしまったのです。自分としては、それが熱意のアピールになると思っていましたが、結果としてマイナスイメージを与えてしまいました。

面接の最後に、人事担当者から「軸と軸を合わせる努力が必要ですね」とやんわりと諭されました。帰り道、恥ずかしさでいっぱいになりました。数日後、不採用の通知が届きました。それはとても立派な英文の手紙で手書きのサインまであって、不採用理由や今後のアドバイスまで丁寧に書かれていました。人事の方の心遣いに感動し、自分の未熟さを反省しました。(不採用理由は求人ポジションへのスキル不足でした。なんだか自分のことを高く見積もっていたなあと思います。さらに恥ずかしや。)

この経験から、他人と自分の軸を合わせることの大切さを学びました。完璧な会社や仕事、人物はいません。他人の軸と自分の軸を、上手に調整することが、職場や人間関係の基本だと気づいたのです。

面接はマッチングの場

これらの経験から、面接が怖くなくなりました。面接は、自分と企業とのマッチングの場です。無理に自分を合わせる必要はありません。質問に違和感を感じたら、「〇〇という認識で合っていますか?」と確認することも大事です。また、自分の軸を持っていれば、もし面接でうまくいかなくても、立ち直ることができます。
選考するのは相手の方で企業側の採用基準は実際のところわかりませんから。

もちろん、私も失敗した時には「ダメだったな」と落ち込むこともありますが、そんな時は友達を誘って美味しいものを食べに行き、気分をリフレッシュさせています。

面接を怖がらず、自分の軸を大切にしてください。この記事が、少しでも面接への不安を和らげる手助けになれば嬉しいです。

※派遣先企業が面接で選考するのは法律で禁じられています。(派遣社員の適性、スキルなどを見て選考を行うのは派遣会社だからです。)職場を見ないまま就業するのは不安な人のために、顔合わせや職場見学の機会が設けられています。

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