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「長篠の戦い」から学ぶ「ICT教育」の本質
歴史の教科書に掲載されている有名な戦いがあります。
「長篠の戦い」
説明は、Xの生成AIのGROXにお願いしました。
僕「長篠の戦いを100字で説明してください。」
GROX「長篠の戦いは1575年、織田信長と徳川家康の連合軍が武田勝頼を破った戦い。火縄銃の大量使用が特徴で、騎馬隊を撃退し、戦術の転換点となった。この勝利により、信長の天下統一への道が開けた。」
どうでもいい話ですが、「僕は、この戦いが大嫌いです。」なぜかというと、「胡散臭い」からというのが一言の理由です。
どういうことかと話すと長くなります。僕は歴史が好きなので、歴史は様々な研究や考察があるため、ここでは深く書きませんが、世間一般で認識されている印象操作が嫌いなのです。
長篠の戦い=火縄銃
間違っていないと思います。ただ、本当に火縄銃のおかげで勝利したのかという点については要因の一つに過ぎないと思うのです。
たとえば小学生でも分かる情報で伝えます。
「織田信長と徳川家康の連合軍が3万8千人の軍勢を率い、対して武田勝頼が1万5千人の軍勢を指揮して戦いました。」
数の暴力じゃないの?
そんなもん普通にブレイキングダウンしても負けるに決まってるだろって話なのです。
諸説、考察色々あるのでこれ以上は語りませんが、これだけは言えることは、長篠の戦いは美化されているストーリーだと言うことなのです。
つまり、「火縄銃を正式に実践で使い始めたのは俺だぞ」って勝利した信長が後付けしたエピソードだと思うからです。
こういう話は教育の現場にも置き換えることができると思います。ICTの実践や現在は生成AIの利活用になります。
なんか早い者勝ちみたいな風潮が良くないと思うんですね。
ただ、それらは本当にツールの効果なのかどうか怪しいと思います。実際のところ検証とか研究というレベルではどうなのでしょうか。
実践発表については優秀な先生の力量かそもそも子供の実態が素晴らしいのかもしれません。
長篠の戦いも本当は泥臭い戦いだったと思うのです。
騎馬隊と火縄銃という単純な二項対立ではなく、泥臭い足軽から農民たちが必死に戦っていたにちがいありません。
僕たちは、令和のギガスクール構想という変動期に教師として送り込まれました。
火縄銃が世に来るまでは、鍛え続けた剣術で戦えていましたが、もう新しい武器を無視することはできないのです。
火縄銃は性能だけでなく、火縄銃をつくる人や売る人の存在があります。
ICTも似たようなものではないでしょうか。
火縄銃の性能はやがて向上し、操作に知識や技術が求められます。勿論、僕はそんなことを否定するつもりはありません。
今後も新兵器の勉強を続けたいと思います。
しかし、本質的な課題はそんなものではなく「子ども」と向き合うことはもっと泥臭く複雑で難しく楽しいことなのではないかと考えるのです。
これでいいのかと。もっと本質的に僕はまだまだ学ばないといけないことがあると思っています。
そんなことを考えながらKahoot!の問題を作っています。