2023支部対抗戦予選(2/4)
第2局はお互いに急戦矢倉を志向するような展開。【第1図】
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【第1図】、後手から普通に手を作っていくのは難しそうだし、有効な手を指しつつ先手に何かしてもらうには右玉がいいと判断しました。【第2図】
実は今回の大会のためコッソリ角換わり右玉を準備していて、その中で右玉を指すことに抵抗はなくなっていました。
本譜は角換わりではありませんが、こちらとしては手厚く構えることができるので妥当なところと思います。
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色々指してるうちに駒を密集させて作戦勝ちでしょう。【第3図】
後手はその間に悪い手を指す危険が少ないので楽な展開でした。
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また色々進んで【第4図】。ここで決め手がありましたが、逃しました。
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正解は△49竜【参考1図】、次の△58角成が受かりません。
本譜は【第4図】から先に△58角成としてしまい変に逃がす結果に。
最終的には、なんとか残っており辛勝。
3-0勝ちでよかったです。(チーム2-0)
元々、対右玉には苦手意識がありましたが、
実際に右玉を指してみると色々な発見があり将棋の幅が広がったように思います。
厚みを生かす展開は指していて楽しく、これからも練習していく予定です。
次回は第3局です。