お寺の朝から始める、安養な生活。あなたのウェルビーイングがととのうポッドキャスト「Temple Morning Radio」の情報をお届けするマガジン。
お経、鐘や周囲の自然環境などが織りなす「お寺の音風景」を録音・収集するプロジェクト「音の巡礼」2020年9月〜2022年10月までの活動記録。
2021年9月の『グッド・アンセスター』の発売より、少しずつ読者の方から反響をいただくようになりました。 そこで、「グッド・アンセスターマガジン」を設けてみなさんの「#グッドアンセスター」を集めていこうと思います! 本マガジンは、みんなでつくるマガジンです。ぜひ、読者のみなさんもご自身のnoteやSNSから「#グッドアンセスター」で発信してもらえたら嬉しいです。
遠藤卓也
お寺に関する様々なお仕事を受け付けています。特に、お寺と地域社会とをつなぐコミュニティづくり(場づくり)やIT化・広報についての知恵と経験、そしてツール制作の実績があります。 これまで触れてきた多様な寺院の活動事例を活用した僧侶向け研修プログラムの提供・講演ができます。 また、個別寺院のパートナーとして相談役や実務サポートなど、継続的な支援も務めさせていただいています。 お寺の広報物制作・ディレクションお寺のパンフレット、リーフレット、ホームページなどの広報物の制作ディレク
『グッド・アンセスター わたしたちは「よき祖先」になれるか』(ローマン・クルツナリック著/松本紹圭訳)を巡る対話の記録。 神谷町 光明寺のテンプルモーニング(朝掃除の会)に参加してから近くにある企業に出社していた小関優さん。ポッドキャスト「Temple Morning Radio」の熱心なリスナーであり、「音の巡礼」の活動についても感想や意見をおくってくれる、音を通じて仏教の実感を深めている仲間のひとりです。 そんな小関さんに「グッド・アンセスター」にまつわるおしゃべりを
毎年、一年間に聴いたたくさんの楽曲から、特に印象深い10曲を選んでいます。 2021年の10曲 ライナーノーツ Bruno Pernadas - Step Out Of The Light "ポルトガルの鬼才"と呼ばれているらしい、Bruno Pernadasの新作「Private Reasons」は素晴らしくて何度も聴いた。実に多様な良き音楽の要素が入っていて、往年のStereolabやHigh Lhamasのことをちょっと思い出したりもする。自分の世代的にはこのサウ
本当に久々の!対面研修の講師をさせていただきました。 愛知県第一曹洞宗青年会45周年記念事業「これからのお寺をデザインする会」連続講座の3回目はコロナの谷間に滑り込んでの対面開催。 ディスプレイ越しに見ていた皆さんにようやく会えた! 対面研修の懐かしい光景に目を潤ませながらお話ししましたが グループワークが非常に盛り上がり「そうそう、この感じ!」と嬉しくなりました。 「お寺のための伝わる広報術」というテーマで、個人的には集大成といえる内容の3時間。 研修後の皆さんの反応も
先日、愛知県曹洞宗青年会さんの連続講座「これからのお寺をデザインする会」第2回講義の講師を務めさせていただきました。第2回は「広報を活かした場づくり事例」をテーマに、2つのお寺のケースをご紹介しました。 初縁むすびや既存のご縁をあたためる場づくりを検討する際、ついつい”お寺に新しい行事や活動を増やしましょう”という結論になりがちです。しかし、マンパワーや開催頻度にも限りがあるので、お寺の年間・月間・週間のリズムを観察して、変えていくべきことと変えずに続けていくことを見極めま
書籍『グッド・アンセスター わたしたちは「よき祖先」になれるか』(ローマン・クルツナリック著/松本紹圭訳)を巡る対話シリーズということで、ライターの杉本恭子さんがインタビューしてくれました。 「えんちゃんにとっての #グッドアンセスター は?」という問いかけに、好き勝手におしゃべりしました。 結果的に、自分の好きなことについてただ楽しく喋るだけという、非常に満たされた時間を過ごして元気になれました。 情報過多な内容をあますとこなくまとめてくれた恭子さんにも感謝!「わかって
道を挟んだ向かい岸の神社が青空市で賑わっているのを見て、お寺がどんな場づくりをしたか?愛知県春日井市の日輪寺住職、輪田友博さんにお聴きしました。 「向かい岸には無い機能を補完する」ことで人の流れをつくる。とてもわかりやすい事例です。 『月刊住職』(興山舎)5月号の連載では、神奈川県 浄土真宗単立 慈陽院なごみ庵 住職の浦上哲也さんとの対論が掲載されています。布教所からスタートされ、令和初の宗教法人を取得なさった浦上さんに、新しいお寺ならではのご苦労や工夫についてお聞きしまし
これまでの人生の中で、友人の結婚式や家族の葬儀など人前で挨拶を務めさせていただくことがありました。自分のことを全く知らない人のいる前でお話しをすること。どこにチューニングをあわせればよいか、どんな距離感で話せばよいか、なかなか悩むものです。 思えばお坊さんは、日日の法務・仏事の中で毎日のようにそういう場を経験されている。これはすごいことだといつも感心しています。 今回インタビューさせていただいた、仙台の曹洞宗 江巖寺住職・我妻俊道さんは若くして住職になられて、様々な局面でプ
昨日、未来の住職塾 修了生たち(中部地方の方々)による自主勉強会にオンライン参加させていただきました。 未来の住職塾では「お寺の事業計画」をつくることを目標に学ぶので、むしろ修了がスタート地点となります。そこから実践が始まるということです。 それで皆さん、期をまたいで集まり各寺院の見学や、テーマを決めて発表やワークなどを行っているというわけです。 コロナ以降、集まることが難しくなってしまいましたが、オンラインに切り替えて再開しておられる様子を見て、参加した僕も塾長も感動して
note連載『人とお寺のあたらしいディスタンス』第7回は金光教 佐古教会の向井道江さんにお話しを聴きました。 向井さんは昨年の未来の住職塾NEXT R-2で、お坊さんだらけの中に飛び込んできてくれて、なんだかすごくエンジョイしてくださっている雰囲気があったので、じっくりお話しを聞いてみたいなあと思いました。 共著書『地域とともに未来をひらく お寺という場のつくりかた』が、動き出すきっかけだったというお話しも嬉しく、様々な形で宗教間での良き交歓の機会を増やしていけたらいいなあ。
note連載『人とお寺のあたらしいディスタンス』(新ディスタンス)、Vol.6を公開しました。 河野清麿さんは未来の住職塾 一期生なので、かれこれ長いお付き合いです。2019年は隔月でお会いしていて毎回飲みに行ってたので(笑)Zoomとはいえ再会がうれしかったです。なんとなく会話の空気感を出せたらと、関西弁ニュアンスを大事にしました。 最後に僕が河野さんに伝えている「これから期待すること」は、河野さんのみならず全てのお坊さんにお願いしたいことです。 コロナ禍においてお別れ
昨日は、秋田県曹洞宗青年会「随聞会」研修会にて講師を務めさせていただきました。 全2回の研修の2回目でテーマは「パンデミックや災害に揺るがないお寺像を描く」と設定しました。前半は未来の住職塾 松本紹圭塾長による講義で、「ネットワーク理論」をお寺にあてはめてコミュニティのあり方の変化を見たり、「日本のお寺は2階建て」(2021年アップデート版)の話などがありました。 後半を担当する私は「コロナ禍における寺院・僧侶の取り組み」として、主に神奈川県横浜市 日蓮宗 妙法寺さんの、
未来の住職塾 塾生インタビュー連載『人とお寺のあたらしいディスタンス』(略称:新ディスタンス)。2021年最初の記事は、藤枝市・大慶寺の住職、大場唯央さんにお話しを聴きました。 原稿を書きながら「大慶寺が近所にあったらなあ」とつくづく思いました。「もはや塀がいらないかも」とまで言う大場さんのオープンな場づくり観は素敵。 いつか大慶寺の塀がなくなる日がきたら、ツルハシもって取材に行きます・笑
インターネット寺院 彼岸寺(higan.net)にて、ライターの杉本恭子さんにインタビューしていただきました! 前回は『お寺の音楽会 誰そ彼』10周年の時だったから、8年半ぶり!?僕らも歳をとりました。 昔のインタビューを今読み返すと結構はずかしいのですが『誰そ彼』というお寺の音楽会では、 仏教のことは松本くんや小池龍之介くんに任せて、自分たちは音楽イベントに徹するという考えがあった。 と言っていました。 確かに、仏教のことはお坊さんにおまかせと、一歩ひいたところで企画
2020年から2021年への個人的引継ぎ事項として、お寺周辺の「あたらしい文化づくり」にトライしていきたいと考えています。 昨年は、お経にフォーカスした「音の巡礼」というプロジェクトをはじめましたが、今度は「音」を頼りに宗教的聖地をめぐるオンライン連続講座『音の巡礼 山の巡礼』を企画しました! 昨年の秋、身延山で自分なりに「音の巡礼」をしてみたところ、とても充実した旅になりました。 自然の中で耳をすませばいろんな生き物や風や水の音が聴こえ、祈りの声も届いてきます。 また、
毎年、一年間に聴いたたくさんの楽曲から、特に印象深い10曲を選んでいます。 2020年の10曲 ライナーノーツJeff Parker - Build a Nest Tortoiseのギタリスト、ジェフ・パーカーによるソロ作品からアルバムの冒頭を飾る楽曲。ボーカルはジェフの娘、Ruby Parkerで、ジャケットの写真はジェフの母の若き日の写真という親子三世代共演にじーん。アルバム中にはコルトレーンのカバー等もあるが、もはや「ジャズギタリスト」という枠にはまらない、懐かしく