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OEMの正しい始め方5ステップ!成果を最短で上げるためのやり方を解説します

「OEM販売って興味あるけど、初心者の自分にもできるのかな?」
「最短で結果を出す方法ってあるの?」

こうした疑問を抱える方も多いはずです。

確かに、OEM商品の販売はうまくいけば大きな利益を生むビジネスですが、やり方を間違えると全く売れず、結果的に残った在庫分やそこまでにかけてきた初期投資分で大きな損失につながることも。

特に、準備不足で始めてしまうと、思うような結果を得られず途中で挫折してしまうケースが多いです。

そこでこの記事では、OEM販売を成功させるための具体的なステップを、実際に100ブランド以上の立ち上げ・グロース支援をしてきた経験をもとに分かりやすく解説します。

今回の記事の内容は動画でも詳細解説しています。



OEMとは?自社ブランドを作る第一歩

まず、OEMとは「Original Equipment Manufacturer」の略で、販売者が企画・デザインした商品を他社(メーカー)が生産し、その商品を販売者のブランドとして販売する仕組みを指します。

たとえば、カフェを開いてオリジナルマグカップを作りたいと考えたとき、自分で工場を持っているわけではないですよね。そんなときにOEMを利用して、既存のマグカップメーカーに依頼し、自分のブランドロゴをつけた商品を製造してもらうわけです。

既製品を取り扱う通販ビジネスとの違いは、価格やジャンル、商品のデザインなど、販売者自身が自由に決定できることです。そのため、OEMは自社ブランドを構築し、長期的な利益を狙う上で初心者でもスタートしやすく、非常に魅力的な手法です。



初心者が挫折しやすい理由

「初心者にもオススメな自社ブランド商品販売方法ならとりあえずやってみよう」という気持ちでOEMに挑戦する方も多いかもしれませんが、これは少しリスキーです。

執筆者自身の性格的にはまずやってみよう精神というものは好きですが、物販ビジネスの中でも自社ブランド商品を扱う場合は、しっかりとした計画と準備が必要です。商品選びからメーカーとの交渉、品質管理まで、多くのステップを時間とお金をかけて踏む必要があります。

例えば、人気の商品を真似して販売したとしても、そのままでは競合に埋もれてしまい、思うような結果が出ないことも多いです。重要なのは、「自分が市場に対してどんな価値を提供できるか」を考えたうえで、戦略的に進めることです。



OEM販売を成功させる5つのステップ

では、具体的にOEM販売を成功させるためのステップを見ていきましょう。

1. 中国輸入か国内製造かを選ぶ

OEMを始める際に最初に決めるべきことは、商品をどこで製造するかです。一般的には中国での製造が多いですが、国内製造も選択肢に入ります。

たとえば、低予算でスタートしたい場合は、中国での製造が圧倒的に有利です。多くの大手企業も中国の工場で商品を生産しているので、価格面でのメリットがあります。一方、国内製造は高品質な商品を作りたい場合や、独自性を追求したい場合に適しています。また、商品によっては国内じゃないと作るハードルが高いという商品も存在しています。


2. 仕入れ先を探す

次に、製造してくれる仕入れ先を探す必要があります。ここでは、1688やAlibaba.comといった中国のBtoB向けサイトを利用するところから始めるのが一般的です。これらのプラットフォームでは、多種多様なメーカーが存在し、比較的低コストで商品を発注できます。

例えば、1688は特に小ロットからの注文に対応しているので、初めてのOEM販売でも試しやすいサイトです。仕入れ先を決定する際は、商品のレビューや実績を確認し、信頼できるメーカーを選びましょう。


3. 自社ブランド商品を選定する

OEM販売で一番重要なステップは、自社ブランドとして販売する商品を選ぶことです。例えば、あなたが犬好きであれば、犬用品に特化した商品を企画するのも良い選択肢です。自分の強みや興味を活かせるジャンルで商品を探すことで、ターゲットのインサイトを深堀しやすくなりますし、販売後のプロモーションや改善もしやすくなります。

さらに、競合商品を調査し、どう差別化できるかを考えましょう。例えば、犬用シャンプーを販売する場合、敏感肌に特化した成分や環境に配慮したパッケージを採用することで他社と差別化できるのではないかというような考え方です。


4. 商品データを分析する

商品が決まったら、市場調査とデータ分析を行います。Amazonの販売データやランキング、レビュー数をもとに、どのようなニーズがあるかを確認しましょう。また、レビューを詳しく読むことで、消費者が求めている改善点を見つけることができます。

例えば、レビューの中で「もっと丈夫な素材が欲しい」といった声が多ければ、そのフィードバックを取り入れて商品を改良することで、競合商品との差別化が可能です。


5. 商品の企画・開発を行い販売開始

最後に、商品の企画・開発を進め、いよいよ販売開始です。この段階では、複数の仕入れ先と交渉し、サンプルを確認しながら最適な商品を選定します。また、パッケージや同梱物も顧客の心に響くように工夫しましょう。第一印象が重要であるため、パッケージデザインにも力を入れることをおすすめします。



OEM販売を成功させるための追加施策

OEM販売をさらに成功させるためには、以下の施策を検討してみてください。

  • パッケージデザインや同梱物の充実: パッケージがしっかりしていると、顧客の信頼を得ることができます。また、同梱物に感謝のメッセージを添えるなどの工夫も有効です。

  • 商品画像や動画の充実: 商品ページの画像や動画は、購入意欲を大きく左右します。特にAmazonでは、画像のクオリティが高いと成約率が上がるため、プロの撮影・加工を依頼するのも一つの手です。

  • アフターサポートの整備: 商品購入後のサポート体制も顧客満足度を左右します。顧客が安心して購入できる環境を整え、リピーターを増やしましょう。



初心者が避けるべき3つの間違い

最後に、初心者がよく犯す3つの間違いを紹介します。

  1. 短期で大きな利益を狙おうとする
    OEM販売は長期的な視点が重要です。最初から大きな利益を狙いすぎると、資金繰りに困ることがあります。

  2. 勉強せずに始めてしまう
    OEM販売には多くの知識が必要です。事前にしっかりと勉強し、失敗のリスクを減らしましょう。

  3. 手法だけを真似する
    他人の成功事例を真似るだけでは、長続きしません。自分の強みや価値を活かした商品企画を心がけましょう。



OEM販売は正しいステップを踏むことで、初心者でも大きな成功を収めることができます。この記事を参考にして、自社ブランドの成功を目指しましょう!

今回の記事の方法を詳細に解説し、AmazonでのOEM商品販売を行う場合は下記の記事を参考にしてください。


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