喇叭亭馬龍丑。日記「新・三茶のポルターガイストを観る」7/4(木)
2024.7.4(木)
「新・三茶のポルターガイストを観る」
昨日観た『新・三茶のポルターガイスト』についてネタバレを避けながら書こうと思うと何も書けない。
映画『新・三茶のポルターガイスト』は、ここ数年オカルト界隈で盛り上がりをみせる三軒茶屋の雑居ビルにあるヨコザワ・プロダクションにて起こる不可思議現象を角由紀子さんを筆頭にあらゆる方法を以て検証していく映画。
虚実の被膜を縫うが如くの映像構成。オカルト好きにはたまらないシーンの数々。
(劇中でも語られていたが)オカルトとは「不可思議現象が起きているが、いざそれを撮ろうとすると写らない・起きない」という森達也が『オカルト』で定義した説を思いっきりひっくり返すが如くに写りまくり、起こりまくる。
故に演出(ヤラセ)の可能性も否定は出来ない。これらの映像は真実なのか、それとも稀代のトリックスターが仕組んだフェイクなのか。それ以上にこれはドキュメンタリーなのか、全てが台本の上のことなのか。
子どもの頃からオカルト・心霊番組を見て育った民からすると、映像内の「オカルトセブン7」のダンス場面で出てくる怪異がホンモノだったら夢があるなぁ…と。あれはゾクゾクしたね。