喇叭亭馬龍丑。日記「眼鏡チェーンとテレビカード」11/20(月)
2023.11.20(月)
新宿で『JAZZ GODFATHER』を観る。昨年、新型コロナウィルス感染による肺炎で亡くなった鈴木勲、通称オマさんのドキュメンタリー映画。あの歳であのラグジュアリーさを保ち続けるってのも凄いものだ。示唆に富み、背中を押してくれ、尚且つ、哀しい映画だった。
VANSのスニーカーを新調した。黒のスリップオン。毎年一足履き潰しては買い替える、といつルーティンをかれこれ十年以上続けている。俺の足の形はVANSのスリップオンによって形づくられていると云っても過言ではない。そろそろアンバサダーに就任しても良い頃合いだと思う。頼むぜ、VANS社。
自分への退院祝いに、眼鏡チェーンを買った。良い感じなのだが、いかんせん邪魔だ。常に視界にフラフラしてるし、飯を食う時に引っかかる。トランペットを吹いている時も、唇から離したマウスピースが引っかかる。
―――そういうものだ。
と慣れるまでにあとどれくらいの時間が必要なのだろう。
久々にテレビを観る。久々シリーズは続く。入院中は本とスマホで乗り切った。テレビカードを買う、というシステムが馬鹿らしかったから。なんだよテレビカードって。昭和の旅館かよ。でも同部屋になった老人達は概してテレビを見ていた。これが世代ってやつだろうか。俺は若者みたいにスマホオンリーで過ごせるほど若くはないから中間世代ってことになるのかな。