喇叭亭馬龍丑。日記「今宵、すべてのボッタクリバーで」3/15(金)
2024.3.15(金)
「今宵、すべてのボッタクリバーで」
古着屋で、サックスおじさんのいるアウターを購入。かわいい。
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阿佐ヶ谷で初のバンドミーティング。ネットの口コミが星五つと星一つと極端に二分したジャズバーへ。何個かある星一つの理由が共に「ボッタくられる」という、度胸試しにも似た初訪問。
行ってみたかった理由は流れている音楽がモダンジャスだという一点のみ。さて、果たして。
足を踏み入れた時には女性客が一人。のちにそれはオーナーであることが判明。故にバーテンダーとオーナー、という冷血な料理人の前に差し出された生け贄としての我々、といった構図。
メニューは無い、とのことで、ウィスキーの水割りをオーダーす。オーナーがオリーブの砂糖漬けを好意で勧めてくれる。バーテンダーは「毒見」と言った。
最初、素性を隠して静かにしていたのだが、話の内容からすぐにジャズメンであることがバレる。しばし、談笑。
して。
四人でウィスキー四杯呑んで五千円。驚くほど普通の会計。フレディ・ハバード聴けたし、「めっちゃいい店やんけ!」ということで、また次のディープなジャズバーへと移動した我々で御座いました。
まぁでも捉えようによっちゃ、「全ての飲食店はボッタクリである」とも言えるし、どこに自分のプライオリティを置くかで、世界はその様相をガラリと変えてしまうものである。
ちなみにオリーブの砂糖漬け、美味かったす。