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喇叭亭馬龍丑。日記「渋谷Roots/アジャテ鑑賞会七周年」3/7(木)
2024.3.7(木)
「渋谷Roots/アジャテ鑑賞会七周年」
アドリブ講座の発表会が二十日にあるので、それに向けて『枯葉』と『St.James Infirmary』をシコシコと練習す。何度か演っているうちに、自分のフレーズに飽きてくる。天才でもない限り、適当には限度がある。かといって決まり切ったフレーズばかりじゃ芸が無い。おまけに俺には華が無い。うるせぇ!
*
夜。渋谷Rootsへ。アジャテ鑑賞会七周年記念回。ジョンくん、ニョリさん、おめでとう。俺も源ちゃんくらいデカくなってみたいものである。
ここ何回かテッタ君がサポートでギターを弾いていることもあり、俺的には一粒で二度も三度も美味しいライブ。
夜の渋谷は若者で大混雑。スクランブル交差点では外国人がスマホ片手に撮影大会。裏路地にはプッシャー。ようするに通常営業。
センター街を抜け、兆楽の横を泣く泣くスルーし、東急ハンズが見えれば、Rootsはもうすぐそこ。目と鼻の先、というか道路挟んで向かいのビル。一階の家系・町田商店も泣く泣くスルーしてエレベーターで三階へ。二階を過ぎるあたりからDJが今まさに流しているであろう音が大きくなっていく。
Rootsの扉は開かれたまま。そこから見える顔馴染みの面々。ビール瓶で挨拶を交わし、定位置に収まって煙草に火を点ける。
Rootsはいつだって楽しい。アフログルーヴ満天の夜。
最後は全テキ(ーラ)で〆て、終電で帰る。帰りの渋谷駅でテッタ君の言っていた「バンドを味方につける定番フレーズ」という言葉を噛み締めながら。