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喇叭亭馬龍丑。日記「文脈乱脈不整脈」8/7(水)

2024.8.7(水)
「文脈乱脈不整脈」

 暦の上ではもう秋ですがまだまだ暑さが…云々。いや、もう暑さの質は変わってしまいました。悲しいお知らせですが、もう名実ともに秋です。

 ヤバ芝氏、来たる。蕎麦。おおひら。間違いない。ふとしたことで古着の話になり、ヤバ芝氏が昨日見かけたという高円寺の古着屋店先のTシャツについて、の件。

 ヤバ芝氏曰く、ニルヴァーナ『NEVERMIND』のアルバムジャケットが印刷されたTシャツが相当な高値で売られていた、と言う。
 ニルヴァーナのTシャツ、高いという話はよく聞く。

「三万?」
「いやいや」首を振るヤバ芝氏。
「五万?」
「いやいや」首振るヤバ芝。
「……」
「十九万」
「十九万!?稲垣次郎『インザグルーヴ』じゃん!」(某ディスクユニオンで邦ジャズメン稲垣次郎『インザグルーヴ』が十九万円で売られていた件)

 古着市場のことは知らない。そりゃビンテージで高い服もあるだろう。しかし、モノはニルヴァーナ、である。カート・コバーンである。カート・コバーンがどういう生き方をしたのか、どういう立ち位置でシーンに現れたのか、を考えるに随分と文脈がぐちゃぐちゃである。マイケル・ジャクソンならいざ知らず、ニルヴァーナが十九万。古着好きのことはよく分からないものである。(ちなみに稲垣次郎『インザグルーヴ』は十三万円に値下げされていた。値付けとはかくも曖昧なものである)

 この件でニルヴァーナを検索した際、関連としてコートニー・ラヴの写真が表示された。六十歳。なんというか、いかにもコートニー・ラヴ、って感じだった。

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