喇叭亭馬龍丑。日記「ガッスガスノクチビルでロングトーン」「死ぬ気で理論」6/28(金)〜6/29(土)
2024.6.28(金)
「ガッスガスノクチビルでロングトーン」
トランペットを始めた頃から今に至るまで(とはいえ、ようやく三年目)、あらゆる人から「ロングトーンが大事」と言われ、「ほぅ…そういうものか」とやってきた。
はじめのうちは何も分からず、ただ音を伸ばしていただけで、「一体、これの何が大切なのか…。唇の準備運動的な?」と思っていたけど、色んな方からの数々のアドバイスや気付きを経て、ロングトーン中に考えるべきことが(ようやく)数個出来てきた。
今のこのレベルの備忘録代わりに書いておく。
・ひとまずの唇振動準備運動的側面
・チューナーとのにらめっこでピッチのチェック
・小さな音でもきちんと楽器が鳴らせているか?(これはえりかさんのアドバイスだ)
・自分が音を鳴らしたいタイミングで唇が振動し、発音出来ているか?(これがほんとに難しい。脳と身体の合一、相手の耳に届いたタイミングこそ音、だ。)
・スクエアに吹くか、減衰させるか、どこで音を切るか。音量含めてのコントロール
・「この音色で良いの?ホントに?」というトーン問題
ざっとこんなことを考えてロングトーンをやっている。そんな三年目。全然、上手くなんねぇなチクショウ。
2024.6.29(土)
「死ぬ気で理論」
ジャズのアドリブの為に、えっちらおっちら…重い腰を上げ、音楽理論を勉強している。しかし、四十間近の硬化した脳にはなかなかハードルが高い。
とはいえ、十八歳の頃にもギターでチャレンジして挫折しているので、脳の軟硬はあまり関係ないのかもしれない。まぁやる気次第、か。
我が人生に於ける、新しいことを学ぶ方法は「数冊の本で相互補強」しかない。仕事にしろ趣味にしろ、今までどんな分野もこのやり方で乗り切ってきた。
一冊じゃ理解不能でも、違う本の記述で理解出来たりする。こういう時はつくづく本が読めて良かった、と思う。最近はYouTubeもあるし、便利なアプリもあるし、どうにかこうにかなるだろう、多分。
とはいえ、「必死になってやらなきゃならないことは才能がない分野だ」ということも重々承知な年齢でもある。そういうことも嫌と言うほど味わってきたし、行けるとこまで突っ走ろう。ジャズ好きだし。それだけが拠り所。
この人生でトランペットを吹ける、という幸運まで辿り着けたことをパーカーに感謝しつつ筆を置く。
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