李徴のようになってしまわぬように-自戒を込めて-
※今回はいつものトーンと少し違って個人的な話ばかりです※
前回、仕事を人に振れるようになろう!
…と意気込んだのはいいのですが、「新規イベントの忙しさ」や「他スタッフの家庭でのトラブル」「価値観や考え方の違い」などで、僕の感情が爆発してしまい今週はうまくいきませんでした。
今回は赤裸々ながらもその反省を…
臆病な自尊心と尊大な羞恥心
今週は人に仕事を振るどころか、職場の空気を悪くしてしまいました。
経緯としては、
主に既婚者である他スタッフの家庭の事情で、僕もフォローに回らなければいけなかったことで、自身の業務を滞りなく行うために残業が発生したり、
新しいイベントの準備を他スタッフに頼んだ時に言われた言葉を「できません」という意味だと勝手に受け取ってしまったことで、
「こっちは必死にやってんのに、仕事しねぇってどういうことだよ!」と文句を口にして垂れ流してしまったことが発端。
いやーかっこ悪い(笑)
せめて会社で漏らさずに、さっとかえって飲みながら愚痴れば位の話なんですが、それを言ってても状況は好転しなかったでしょう。
「仕事を必死にやってる」「会社が大変だった時期も逃げ出さずに必死にやってきた」という気持ちが、
僕の中の「臆病な自尊心と尊大な羞恥心」をムクムクと育てて、危うく『山月記』の李徴みたく獣というか問題を抱えたモンスターになるところでした。
同僚が、「正直、空気を気味が悪くしている」「落ち着いて話し合って仕事を進めすべきだ」と言ってくれなきゃ
僕も発狂して野山に突っ込んだまま人間であることを叙情に忘れていく悲しい獣に一直線でしたね。
感謝しかないです。
具体的に行動として改めたいこと
さて、今回の反省をもとにしたいのは以下のことです。
主には「気持ちを察せない」自分が
「上手く人に仕事を頼めるには?」
「環境を整えて働けるには?」
どうすりゃいいのか考えてみました。
【何が問題なのか確認しよう】
「なんで出来ないのか?」
「何が問題でその行動をとっているのか?」
相手に直接聞くことで、仕事が進まなかったりイライラする原因を確認して、問題の解決をしていこうと思います。
ちなみに「相手の立場を考えよう」とか「察しよう」みたいな話はありますが、僕は絶望的に空気の読めないタイプのコミュ障なので、
この際、直接話を聞こうと思ってます!
【なんで頼むのか説明しよう】
「なんで、その仕事をたのむのか?」
「どうして、そういう行動をやめてほしいのか?」
相手にただただ、仕事を投げる前に確認したいと思います。
【丁寧に説明をしよう】
僕自身は、一番最初に説明したように
新卒の時に「忙しすぎてテメーに教えてる余裕はない」というスタンスの先輩方に囲まれて、結構毎日ブチキレられながら社会人一年目を過ごしたことや、
今の会社では、その業務を最初に担当するのが自分であることが多い為、「自分で調べて一から実行していく」ことが多くありました。
つまり、「基本的に指示が降ってきたら、一回自身で考えて進行する」のが自分の中でスタンダードになっていることに気づきました。
だから、相手の「わかりません」もちょっとのことぐらいは、「忙しいから自分で調べろよ、それくらい」と思ってしまうことが正直あります。
これはよくない!
今回諫められて、新卒の時の会社で先輩に同じことをされていた時に「いつかぶっ〇してやる!」って気持ちを毎日抱いていたのを思い出しました。
反省しかないです…
そんなわけで、
「最初は自分の時間が消費されるが、人間関係も含めて、後で自分が助かるぞ!」
というマインドで、仕事を振るときは
①業務を頼みたい理由と内容を説明。
②手順をちゃんと説明して、「実行できそうか?」「不明点はあるか?」を確認
③上記が解消出来たら、期日を確認して管理。
という風に丁寧に進めていきたいと思います。
それでもイライラしてしまうときは…
こういう反省と今後の改善を考えても、自身の中の獣にあらがえないのが人間…
そう、人間は非常に愚かな生き物です。
(お前の話を人類全体に置き換えるな!…と怒られそうな表現ですね笑)
そういう時は、もういっそ以下のようにしたいと思ってます。
①そういう時は定時になったら家に帰るor場所を変える
帰れるときは帰って(あるいは場所を離れて)一旦落ち着く時間を作ってイライラが収まるまで待ちたいと思います。
②スイッチをオフにする
感情が押し寄せてきたときは、もう考えることをやめて、
粛々と目の前の事務作業とかをやるだけの作業マシーンになって、イライラが収まるまで待ちたいと思います。
あとは、今のご時世が収まった時は、
パーっと飲んだりして気分転換ですかねw
そんなわけで、自戒を込めて今週の自分についてでした。
来週からは、実際に
「できるだけお互いに気持ちよく依頼をするためには?」
「うまく依頼した業務の進行を管理するには?」
を考えていこうと思います。
それでは、また来週!
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※ここから余談※
大学生のころから、Web漫画を空き時間に読むのが趣味でして…
『山月記』といえば、今週『言葉の獣』っておもしろい漫画に出会ったので、文学が好きな人やちょっと不思議な世界観が好きな人にはぜひ読んでほしい!
という本当に余談でした。
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