友達の友達は…
仕事帰りに寄ったスーパーで、大学生さんと思われる人たちが4~5人集まって、賑やかに買い物をしていた。
「これから、誰かの家で宅飲みでもするのかな?仲良さそうで、楽しそうだなぁ」などと、大人数で行動することが苦手な私はその光景を何となく眺めていたのだけれど。
ふと、ある慣用表現を思い出した。「友達の友達は、友達」。
この表現、必ずしもすべての友人に当てはまるわけではないのが面白い。
私の場合、友人の数が決して多くはないのだが、それでも「私とAは友人、私とBも友人。でも、AとBは気が合わない」ということがあったりする。
一般に、お互いが友人となるからには両者の間には何かしらの「相通ずるもの」があるわけで、それを前提にすれば上記の場合、AとBはそれぞれ、「違った部分」において私と何かが通い合っていることになる。
友人たちはいったい、私の中に何を見出してくれているのだろうなぁ。
最近、新しい友人に出会う機会に恵まれている私はつらつらとそんなことを思いつつ、なんだか楽しい気分になってくるのであった。
私にとって秋という季節はどうやら、「人と人との関係」や「人との距離感」といったことに特に思いを馳せたくなるものらしい。
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