FIBA女子バスケットボールワールドカップ開幕！日本代表と大会フォーマットについて
いよいよ開幕となるFIBA女子バスケットボールワールドカップに向けて、日本代表メンバーが発表となった。日本バスケットボール協会の公式サイト（http://www.japanbasketball.jp/japan/46683）によると下記のメンバーとなっている。
#0 長岡 萌映子 (SF / トヨタ自動車アンテロープス)
#1 藤岡 麻菜美 (PG / JX-ENEOSサンフラワーズ)
#7 水島 沙紀 (SG / トヨタ自動車アンテロープス)
#8 髙田 真希 (PF / デンソー アイリス)
#13 町田 瑠唯 (PG / 富士通 レッドウェーブ)
#15 本橋 菜子 (PG / 東京羽田ヴィッキーズ)
#24 藤髙 三佳 (SG / トヨタ自動車 アンテロープス)
#30 馬瓜 エブリン (SF / トヨタ自動車アンテロープス)
#41 根本 葉瑠乃 (SG / 三菱電機 コアラーズ)
#52 宮澤 夕貴 (SF / JX-ENEOSサンフラワーズ)
#88 赤穂 ひまわり (SG / デンソー アイリス)
#99 オコエ 桃仁花 (SF / デンソー アイリス)
写真：2017 FIBA Women's Asia Cupに続き活躍が期待される藤岡
https://www.sportingnews.com/jp/japan/news/fiba-womens-basketball-world-cup-2018-japan-national-team/tj4asygnivqu1x8uvyow70hqy
ポジション順に並べ替えて身長のデータを足すと下記のようになる。
PG（ポイントガード）
#1 藤岡 麻菜美 (170CM)
#13 町田 瑠唯 (162CM)
#15 本橋 菜子 (164CM)
SG（シューティングガード）
#7 水島 沙紀 (171CM)
#24 藤髙 三佳 (176CM)
#41 根本 葉瑠乃 (175CM)
#88 赤穂 ひまわり (184CM)
SF（スモールフォワード）
#0 長岡 萌映子 (182CM)
#30 馬瓜 エブリン (180CM)
#52 宮澤 夕貴 (182CM)
#99 オコエ 桃仁花 (181CM)
PF（パワーフォワード）
#8 髙田 真希 (183CM)
※身長のデータはすべてWJBL公式サイト（バスケットボール日本女子リーグ、https://www.wjbl.org/player/search_html）を参照。
登録上はパワーフォワードが１人、センターは０人であるものの180CM以上の選手が登録12名中6名と大型のフォワードが揃ったラインナップとなっている。参考までに初戦のスペイン代表選手の情報だが、とうみん/スペインのバスケ情報（https://twitter.com/el_baloncesto）のTweetによると188CM以上の選手が6人もいる。
写真：スペイン女子バスケ代表メンバー
情報：https://twitter.com/el_baloncesto/status/1042725528594087937
しかし、BS-TBS（※１）のコラムによると9月15日に親善試合をして延長戦の末4点差で敗れているとのこと。ということは一発勝負である本番は勝つチャンスが大いにあると考えて良い。大型選手多数のスペイン相手に、日本がスピードでガンガン対抗する面白い展開を期待したい。
※１：http://www.bs-tbs.co.jp/womensbasketballwc2018/column/c007.html
FIBA女子バスケットボールワールドカップは女子バスケットボールの世界選手権となっている。歴史は古く1953年にチリにて第一回大会が開催されて以来、今回は第18回大会となる。最多優勝回数はもちろんアメリカで合計9回だが、なんと3連覇をしたことがない（2連覇は合計4回達成）。今大会はアメリカ女子バスケットボール史上初の3連覇に挑むことになる。連覇で言うと過去にソビエト連邦が5連覇（合計6回優勝）を達成している。また、ソビエト連邦が5連覇を達成した1975年大会（コロンビア開催）の決勝の相手はなんと日本である！！日本はソビエト連邦に敗れた1975年大会の銀メダルが最高成績でありメダルもこの1回だけである。2020年東京オリンピックにて金メダルを目指す日本女子バスケ代表にとって、今大会でもメダルを懸けた試合を経験したいはず。43年ぶりのメダル獲得向けての戦いがいよいよ始まる。
写真：アメリカ女子バスケ史上初のワールドカップ3連覇を目指す
https://www.swishappeal.com/2018/4/25/17279012/2018-hoops-happenings-today-in-womens-basketball-wednesday-april-25-usa-womens-national-team-camp
最後に大会のフォーマットを簡単に説明する。今大会には日本を含む16チームが参加し、4チームずつ4つのグループに分かれる。日本（FIBAランキング13位）はグループCに所属し、開催国のスペイン（同2位）、ベルギー（同28位）、プエルトリコ（同22位）と同組である。各グループ3位までが決勝トーナメントに進出することができ、各グループ1位は自動的にベスト8となり、他グループの2位と3位の試合の勝者と対戦することになる。
アメリカがグループDで（おそらく）グループを1位で突破することが予想されるため、アメリカと対戦するのは準決勝以降となると考えられる。グループAにはフランスとカナダ、グループBにはオーストラリアがいる。また、試合数が一つ増えることを考慮しても初戦のスペインに勝ち、3連勝をしてグループ1位を目指したいところである。仮にスペインに負けたとしても、その後2連勝をしてグループ2位を目指したい。16チームしか参加できない大会のため、どの試合も厳しい試合になることが予想されるが日本の43年ぶりメダル獲得を大いに期待したい。
写真：決勝トーナメント
http://www.fiba.basketball/womensbasketballworldcup/2018/groups#|tab=brackets
タイトルの写真：
参考文献：
http://www.japanbasketball.jp/japan/46683
https://www.wjbl.org/player/search_html
https://twitter.com/el_baloncesto
https://twitter.com/el_baloncesto/status/1042725528594087937
http://www.bs-tbs.co.jp/womensbasketballwc2018/column/c007.html
http://www.fiba.basketball/womensbasketballworldcup/2018
https://en.wikipedia.org/wiki/2018_FIBA_Women%27s_Basketball_World_Cup
https://en.wikipedia.org/wiki/FIBA_Women%27s_Basketball_World_Cup
https://ja.wikipedia.org/wiki/FIBA%E5%A5%B3%E5%AD%90%E3%83%90%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97
https://basketballking.jp/news/japan/wnational/20180607/72190.html
http://www.fiba.basketball/rankingwomen
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