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②制作ルーティンと、ロスコルーム
画家の小河泰帆さんとの往復書簡、最初の返信です。
相手の顔がうかんだ方が文章を書きやすいのでは?と思いつきで提案してみたら、その場でOK!のお返事をいただき、翌日には初回記事がアップされていました。すごい、すごいです小河さん。お仕事早い。
第一回の話題は制作前のルーティンでした。
私は制作始めるのは午後からが多いです。なぜなら寝るのがとても遅くて起きれないから。深夜2時か3時くらいにまずいそろそろ寝ないと、と焦り始めます。
目覚めてやることはまずコーヒー飲んで、植物に水やり。
実は制作時間でたらめで、何時間もぶっ続けで描いたり、気が乗らず数日放置してひたすら読書してたり。ただ、気が乗らないときでもドローイングは描けるので、全くなにも描かない日はつくらないようにしています。
コーヒーは私も必須です!
お家のアトリエは台所と一体化していて、描きかけの絵と植物でいつもごっちゃーとしています。
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中央にちらっと見えるのはコーヒーメーカー。デロンギ様。
ところで、昨日は小河さんとあう前、ひとりでDIC川村記念美術館にいきました。
東京駅から直通の高速バスがでてるので楽ちんです。
ここは常設展示で、大好きな抽象画がたくさん並んでいるのでよくいきます。
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なんといってもマーク・ロスコの巨大な絵が7枚並ぶロスコルームが圧巻ですが、初めて訪れた時は、ながく居られませんでした。
ロスコを目当てに出かけてきたのですけど、落された照明の効果と、大きい絵の持つ迫力、神聖なものに見降ろされる感じ、心を見透かされるような気持ちになって震え上がってしまいました。
今は何度も見てるので慣れて、じっくり見ることができるようになりましたけども。
小河さんにもそういう、逃げ出した一枚、ありますか?