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【感想】SNS -少女たちの10日間-(ネタバレ)

総評

SNSが普及している現代において、インターネットリテラシーを再認識されられる映画。例えネットだとしてもコミュニケーションの相手は人間。絶対にそれは忘れてはいけない。自分の発言や行動に責任をもてと自分に言きかせる。

自分のオナニーに他人を巻き込むな!!未成年だめ!!ゼッタイ!!

ただ、映画としてはとくに盛り上がりがあるわけではなく温度感ははじまりからラストまで一定だったのは否めなかったです・・・問題解決!悪者は裁かれた!みたいにスッキリするわけではない。

【印象に残ったところ】普通が普通じゃなくなる異常性

未成年に扮した女性がある大学生とスカイプするシーンがありました。それまで裸の写真を要求する野郎や、自分の性器を見せつける野郎など世紀末状態のが続いていましたが、その大学生は「裸はむやみに他人に見せるものでなく、好きな人にみせるものだ」的なニュアンスのようなことを言い放つ。

その大学生とのスカイプが終わったあと、女性は感動して泣いてしまいました。なんていい人なんだろうと。鑑賞中は自分もそう思いました。

しかし、鑑賞後よくよく考えると大半の人間はあの大学生と同じ考え方じゃないでしょうか?それが普通。しかし、あまりにもOTMPO野郎が多いこと多いことそのせいで、普通の大学生が聖人に見えてしまうほど・・・(これがつり橋効果?)

インターネットのいいところってリアルに会うことのないだろう人々がフラットにコミュニケーションができることだと思うんです。しかし、一部の過激派OTMPO勢のせいで誰もが安全に使えるものではなくなっている。けしからん・・・


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