スウェーデン留学記#6 ルンド市街のお散歩
ルンドはスウェーデン南部のSkåne地方の都市だ。ルンド大学を中心とする大学都市で何と人口の半数近くが大学の職員か学生らしい。
東京出身の私からすると本当にこじんまりとした街で、自転車でちょっと走っているとあっという間に市街地の広大な大地に出てしまう。
街で1番目立つ建物は何と言ってもLunds domkyrka (ルンド大聖堂)だ。12世紀に建てられて現在も使われているロマネスク様式の建築らしい。重厚感のある石造の建物で歴史を感じさせる。
ルンド市街地は石畳の道になっていて(タイトル画参照)、可愛らしいお店が並んでいる。チーズ屋さんもあって外から見ても面白い。
他にも雑貨屋、本屋、洋服屋、キャンドル屋などワクワクするお店から、銀行、携帯ショップ、スーパーとなんでも揃っている。お洒落なハンバーガー屋さんなんかもある。
ちなみにスウェーデンではMAXという大人気のハンバーガーチェーン店があって、マクドナルドはほとんど見かけない。
ルンド大聖堂を背に進むと大学キャンパス内に入る。特に門とかもないので気づいたら敷地内という感じだ。ルンド大学は図書館の建物が有名で、季節により色とりどりに変化する美しい蔦に覆われている。
そして私のお気に入りの場所がBotaniska trädgården (ルンド植物園)だ。色とりどりの花が咲き誇る花壇、リンゴや桜の木が並ぶ庭、池や温室もあり、その近くには軽食を売ってるカフェもある。
花を眺めてる人、池の周りのベンチでfika(スウェーデンのコーヒータイム)を楽しむ人、芝生で日光浴をしている人、家族連れ、読書をしている人、勉強をしている人など、多くの市民が集う憩いの場だ。私も休日によくここの芝生で本を読んだり、散歩などして気分転換をした。
出口付近には関係者用の建物か何かがあって、その扉がまた美しいのだ。蔦で覆われていてまるで秘密の世界への入り口のようになっている。
ルンドには他にも魅力的なスポットがたくさんあるが、おいおい紹介していこうと思う。