久根間 将

創造足球倶楽部(大連)有限公司代表.中国大連市で起業してFC Desafioというサッカークラブを経営中.法政大学スポーツ健康学部→ケルン 体育大学→Jクラブ育成部→大連サッカー協会U15→現在. ドイツサッカー協会B級ライセンス(UEFA B) 夢はチャンピオンズリーグ出場

久根間 将

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最近の記事

12月6日 トレーニングマッチ 考察

◯トレーニングマッチ の相手について 低学年13、14年代チームの練習試合相手は、中国大連市の中でも1、2位を争うチームのBチームとの試合だった。  このチームは前回1ヶ月ほど前に開かれた大会でも対戦した。その大会ではAチームに3−13で敗戦、Bチームに1−3で敗戦した。Aチームとはグループリーグで対戦し、Bチームとは3位をかけた状況での対戦であった。  元々小学校としても有名な学校であったが、企業から莫大な投資を受けて少年サッカーの強化に取り組んでいる学校である。 ◯

    • セリエA【考察】 ブレッシャvsナポリ

      【はじめに】今回はセリエA ブレッシャvsナポリを考察する。 中でも特にナポリのビルドアップ、ポゼッション変化について詳しく記述したい。 ●試合の流れ 試合のほとんどの時間でナポリがボールを保持しながら攻撃の糸口を探していた。 ブレッシャは守備時、センターラインに構えて、真ん中に入れてきたパスを奪おうとしていた。プラス、ゴール前に人数を揃えて守るというのを合わせていた。ボールを奪ったら人数と手数をかけずにナポリゴールへ攻めていた。 その中で前半ブレッシャはカウンターから

      • 大失敗!機能しなかった計画的プレッシング

        【はじめに】 「ボールを奪う」  この当時、それだけを計画的プレッシングの目的としていた。    ボールを奪うこれだけを目標にしてプレッシングをプランニングしたことによって、いくらボール奪えてもすぐ相手ボールにまたすぐなってしまう。  確かにボールを奪うことも目的の一部だが、目的を「ボールを奪い素早くカウンターへ移行する」に設定しなかった為、守備と攻撃がバラバラになってしまった。  ボールを奪うことに意識を取られ、その先が何もないプレッシングになってしまった。  相手のゴ

        • 5分でわかるトレーニングにおけるG-TーGの重要性

          【はじめに】  サッカーのトレーニングをプランニングする際に特に大事なのは、G(ゲーム)-T(トレーニング)-G(ゲーム)である。  なぜなら、その方が全体像を選手が掴みやすいからだ。  例えば一つの技術のトレーニングを行うとする。  個人、もしくは小さいグループからトレーニングに入ってもゲームのうちのどの部分だか分からないだろう。  しかし、まずゲームをしてそのトレーニングしたい部分の全体像を掴ませる。そこから個人、もしくは小さいグループのトレーニングに入れば選手は理

          日本でドイツ語B1習得〜ドイツ語学院ハイデルベルク〜

          【はじめに】 私はドイツのケルン体育大学というところに留学していた。DSHと呼ばれる語学試験に合格して入学することができた。通常Sporteignungstestというスポーツテストも必要だが、法政スポーツ健康学部で同様の授業を種目を履修していたので、スポーツテスト無しで入学できた。  そしてこのDSH(語学試験)に合格するために、私はケルン体育大学の語学準備コースでドイツ語を勉強していた。  その準備コースに入るにはドイツ語の試験(

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          君は信頼してもらえない!!! 〜語学がなくてもサッカー留学できると思っているあなたへ〜

            【はじめに】「語学がなくても、サッカーできれば大丈夫でしょ」    これからサッカー留学をしたいと考えている人の中でそんな気持ちで留学を考えている人はいないだろうか。    それでは、留学ではなくサッカー付きの観光をしただけで終わってしまう。    プロになる。    そんな強い気持ちで留学を考えているのであればサッカーはもちろんだが、語学を勉強するベきである。話せるようになってから留学に行った方がいいという意味ではない。出発まで時間があるのなら今から勉強すべきだし、現

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          日本サッカーはもっとドイツから学ぶべき 〜留学編〜

           私は大学卒業後、ドイツに渡り短い3年という期間であったが様々な経験を積むことができた。その期間だけでもドイツのサッカーに対する情熱を見にしみるほど感じることができた。それから日本で活動し、現在は中国でサッカークラブを経験しているが、今だからあの時ドイツへ留学して良かったと思うことがある。    それをふと思ったのは、日本代表の試合を見ている時だった。日本代表の監督はイレギュラーがない限り、W杯を基準にして、4年ごとに監督が変わる。新しく来る監督も直前のW杯でトレンドだった監

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          【疑問が多く残った対戦】プレミアリーグ考察 第25節 バーンリーvsアーセナル

          この試合のアーセナルのビルドアップに疑問が残ったので考察していきたい。 疑問①計画的なポジションチェンジだったのか? 疑問②ベジェリンは3バックのうちの一枚で良かったのか? 疑問③ダブルボランチのポジショニング 大きく分けてこの疑問が残った。 まずは、簡単にお互いのチーム情報やメンバー、スタッツなどを見ていきたい。 ●チーム情報 ・バーンリー(ホームチーム) 9勝3分12負 得失点−10 プレミアリーグでは、チェルシーに負けて以降、上位レスターとユナイテッ

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          2019年中国全国大会U15でリバプール式のプレッシングを使ってみた②

          今回は前回からの続きで、大連サッカー協会U15の監督時、全国大会でリバプール式のプレッシングを使用した時のことを考察する。 ①当時の状況 ②プレッシング方法 ③トレーニング方法 ④結果・改善点 ⑤まとめ 今回は前回からの続きの③トレーニング方法から考察する。 ③トレーニング方法  私は、トレーニングをする時は、個人戦術のトレーニングから入るべきではないという考えている。特に戦術トレーニングであれば余計。なぜならチームや選手にその戦術の全体像を掴ませることが何

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          今回は以前、大連サッカー協会U15の監督時、全国大会でリバプール式のプレッシングを使用した時のことを考察する。 ①当時の状況 ②プレッシング方法 ③トレーニング方法 ④結果・改善点 ⑤まとめ この順番で考察する。 ①当時の状況 まず当時の相手チームや自チームの大まかな状態を話したい。 ●相手チーム 中国の育成年代の場合、殆どの相手が4-3-3のフォーメーションを取り、この出場した大会でも全ての相手の基本フォーメーションが4-3-3であった。 そのチームの選手によって様

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          日本や中国がヨーロッパのサッカーを追い越す⁉︎

          ここ大連では多くの人が日本語を話すことができる。日本料理屋に入ればほとんど日本語でオーダーしても通じる。街中の人もそうだし、僕の経営するサッカークラブの保護者の中にも日本語を話すことができる人が多い。しかし、彼らは勿論ネイティブスピーカーではなく様々な方法で日本語を学んできた人達だ。だから、意味は通じるが日本人である僕からすると少し変だ。ただ時々その言い回しいいなと思う言い方をしたりもする。例えば、心が狭いというのを心が細いと言ったりする。妙に納得してしまう。 僕はこれと同じ

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