院卒業後の臨床復帰とは(大学編)
これは大学における自分の仕事や立ち位置の話。
大学院入学~妊娠前~妊娠後の仕事
大学院に入学後は、
1年弱は病棟フリーとなりながら、
当直業務と予約外外来をやっていた私。
妊娠判明後は激重悪阻+コロナ禍も重なり
外勤は辞めて、当直業務からも外してもらっていたので、
不定期で予約外外来のみ継続していた。
大学復帰後の仕事
現在、育休から大学に復帰し2年目(院卒業後半年)であるが
出産前の「病棟フリー、かつ外勤なし+当直免除」
という状況で勤務が続いている。
一応不定期に外来は担当しているが、
継続してみている患者はほぼゼロであるため
これを「臨床をやっている」と胸を張って言えない自分がいる。
院在学中は大学院業務があるのでこの状況が有難かったのだが、
さて、大学院を卒業したらどうだ?
「臨床から5年近く離れた卒後10年オーバーの内科医」
が爆誕していた(笑)
幸い、専門医とサブスぺ(内視鏡関連)専門医は
院在学中に取得したものの、
実際の知識は後期研修医レベルのただ専門医を持っている医師。
「いやいやまたそんなこと言って!先生は大丈夫ですよー」
と周りには言われるが、実際は私のことをどう思っているかは分からない。
「いや、この前カルテ見たけど確かに変な診療してる…」
と思われているかもしれない。
院卒業後は少しずつ臨床の勉強も再開している中で、
定期外来とか持ちたいな…と思い始めたものの、
医局の上長には
「(突然休まれるリスクもあるし、帰りの時間も決まっちゃうし)
やっぱり外来も病棟も持つのは難しいよね~」
ということを復帰前に暗に言われたので頼りにならない。
大学で出来る臨床復帰とは
年末が迫る今、
院卒業決定後半年がそろそろ経過しようとしており、
“臨床復帰”をずっと考えていた私なりに出した結論。仮だけど。
①院卒業した経歴を鑑みて、ひっそり研究を続ける
一番は自分が大学にいる中で周囲に暇人と思われないようにするため。
また当初考えていた「臨床復帰」とは違ってしまうが、
研究関連の講演会の前座として声を掛けられることがあるため、
続けなければならない…?と最近思い始めている。
②上司から言われた業務(臨床研究手伝いやカルテデータ集めetc)をこなす
今後自分が要望を言ったりしたい時を考えて、上司への従順さを出しておきたいため(笑)
③予約外外来で受けた患者を自分で定期的に診る(予約が入れば)
自分の本来の希望「臨床復帰している」と言えるようになるため。
ただ、これに関しては
確かに自分の急な休み問題がついて回ってしまうため、
いざという時に診察をお願いしたい旨を、
仲のいい先輩後輩に相談して了解をもらうようにし始めているところ。
今後も継続して考えていきたいこと
定期的に「自分はどうしたいか」を考えて、
少しでも有意義な生活にしたい。
最近はこの先子供が小学生になった時に、
登校時と帰宅時にお家にいてあげたい、とふと思うようになり
産業医業務の他にも副業を色々調べている。
この話はまたどこかで記録出来れば良いな。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
*たるたる*