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【2021年11月版】続・ブロックチェーンゲームの歴史

こんにちは!垂水ケイ(@tarumi_kei)です。

昨年の11月に2018年からのブロックチェーンゲームを振り返る記事を書きました。

この記事ではざっと、

クリプトキティ
→ビットペットとかあったよね
→スキャム・プレセ期
→国産BCG続々登場
→海外はGODS UNCHAINEDくらいしかまともなのなかったよね
→DeFi盛り上がってきたね
→NFT×DeFiアツくなりそうだよね

みたいな振り返りをしています。ここから1年経って、また随分と様変わりしましたね。年の瀬も近いし、2020年からの1年間を振り返ってみようと思います。

アクシーやばすぎ

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2021年のブロックチェーンゲームを語ろうとすると、大半はアクシーやばすぎって話になりそう。ガバナンストークンであるAXSも年始50円くらいだったのが今や15,000円とかですからね。

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アクシーが革命的だったのは、やはりスカラーシップという制度がコミュニティで生まれたことですよね。NFTを直接譲渡することなくアカウント権限を渡すことで、ゲームプレイを代行してもらう。これによって、時間のない投資家と時間はあるけどお金のないスカラーがガッチリ結びついてエコシステムが加速しました。

日本のブロックチェーンゲーマーの中にもアクシー長者が多数生まれました。俺は途中で色々売ってしまっていたので恩恵はほとんどないです。オリジンアクシーとか土地とかエアドロされた1000AXSとか持ってたんだけどな。

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Finder'sのリサーチによると、アクシースカラーがたくさんいるフィリピンでのNFT保有率がトップとのこと。ちなみに日本は最下位。ポテンシャルあるね。

DappRaderのツイートをみても、東南アジア圏での稼げるブロックチェーンゲームへの関心が高まってきていることが伺えますね。

プレセール期再び

ブロックチェーンゲームの特性として、安くプレセールでアセットやトークンを買い込んでおければ、ゲームでもおれつえぇできるし値上がり益も受けられるしでいいことづくしです。

そんなブロックチェーンゲーマーや投資家を呼び込むプレセールが最近増えていますよね。でもゲームがまだないブロックチェーンゲームのNFTほど虚無なものもない。

ブロックチェーンゲーム2019年頃は、ゲームはまだない状態でのプレセールがホントに多かったです。最近の状況がすごく似ているので結構心配していたりします。

ちょっと振り返ってみようと思います。

例えば、このCryptoSpaceCommander(CSC)という、宇宙船でバトルするMMO。作り込んだティザームービーで期待感を煽りプレセールをガンガンやっていました。俺もいくつか船を買いました。2018年3月とかだった気がします。

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これとか。超かっこいいっしょ。これでバトルする日が来るのを夢見ていました。NFTってすげー。(ピュア)

その後、待てども待てどもゲームはリリースされず。一応開発は進んでいたようなのですが、よくわからないマイニングゲームが登場したりとティザーとはかけ離れた状態。

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引用:https://www.youtube.com/watch?v=iehwdPAjg2c

最終的にはそのマイニングゲームがリッチになったゲームが完成して開発止まってるっぽいです。(Dev Blogの最終更新が2020年12月)

開発終了する頃にはトレンドも変わっていてもはやだれも話題にしないパターンのやつですね。

StarAtlasとかこのCSCがよぎるせいで、みていてすげー不安になります。

2018年とは相場も環境も全然変わってきているので、完成まで漕ぎ着けてかなしみのブロックチェーンゲーマーが生まれないでほしい。

スターアトラスの解説はコインポストの記事がまとまっていておすすめ。

GameFi台頭

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2021年10月くらいから、DeFi的な要素とブロックチェーンゲームを組み合わせたGameFiが話題になってきました。FiはFinanceのFiです。

GameFiの正確な定義はないですが、特徴はこのへんでしょうか。
■ ゲームをプレイしてNFTやFTを稼ぐことができる
■ NFTやFTのステーキングやLPなどのDeFi要素が組み込まれている

前者は従来のブロックチェーンゲームにもあった特徴で、後者が新しくついてきたって感じです。Ethereumではgas代が高すぎてキツいので、BSCやWAXで盛り上がっています。

どこかでみたことあるようなスマホゲーにトークンエコノミクスとNFTが乗っかっているようなゲームも多く、寿命短そうなやつもたくさん見かけます。今は盛り上がって稼げてる人多いからいいけど。

今後生き残ったゲームがポイ活みたいな文化で根付いていくんじゃないかなとか思っています。

せっかくなのでいくつか紹介します。

TownStar
・まちづくり、牧場運営系ゲーム
・NFTを配置してプロダクトの生産効率を高める
・ゲーム内トークンやプラットフォームトークンが稼げる

SplinterLand
・対人カードゲーム
・バトル、デイリーボーナス、レンタルなど稼ぎ方が多用
・レアカードを引けば高く売れるかも

■ Defina
・オートバトルの対戦ゲーム
・ヒーローを育成して4体チームを編成して戦う
・アドベンチャーやアリーナでFTを稼ぐ

DeFiKingdom(エアプ)
・DeFiゲーム
・LPやステーキングなどのDeFiをゲーミングUIでやる感じのやつ
・NFTとトークンを掛け合わせてNFTを発行できる

DragonKnight(エアプ)
・ドラゴン育成ゲーム
・ダンジョンやミニゲームでFTを稼ぐ

■ bombcrypto(エアプ)
・ボンバーマンライクなUIのマイニングゲーム
・スタミナ消費で宝箱を爆破してFTを稼ぐ

フルオンチェーンGameFi

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普通のNFTに飽きてきた人たちが生み出したクレイジーなゲーム。

WolfGameを筆頭にしたオンチェーンでプレイするゲーム。プレイといっても複雑なことをするわけではなく、確率や状態をコントラクトに従って捌いていき、FTやNFTが変化・変動してゲームが進んでいきます。

シンプルなボードゲームのルールがコントラクトに乗っかってるようなイメージをもってもらうとわかりやすいかも。

ゲームの進行に伴ってルールや使用するNFTが変わってるけど、大事な基本ルールはのぶめいさんの記事読んでもらえれば把握できるかと。

ちなみにエアプです。ごめん。こういうの大好きだけど、知ったときには高くて買えんかった。

メタバースすごい

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Facebookが社名をMetaに変更したあたりから、メタバースの流れが一気に来ていますね。何から何までメタバース。

主力級はやはりSandboxですよね。adidasがランドを購入したことも最近話題になりました。FlowのMatrixWorldもそこそこの値段で土地が取引されていますね。

ブロックチェーンゲームもメタバースの文脈にあやかって、土地やアバターを販売したりしていますね。チャット機能つけて同じ空間にいたらメタバースみたいな勢い。アメピグ。

仮想空間系メタバースはVR機器も持ってないしClusterちょっとさわったことあるくらいなのでほぼエアプ。ブロックチェーンゲームやNFTがどううまくメタバースに溶け込んでいくかまだ自分でもイメージしきれてないです。

色々クレイジーなプロダクトをこれからたくさん触っていけるんじゃないかなと期待してます。

まとめ

2021年のブロックチェーンゲーム動向を振り返ってみました。

なんで11月ってちょっと中途半端な時期かというと、マイクリのローンチが11月だから。3周年おめでとうございます!!!

昨年の時点で今年はブロックチェーンゲーム元年になりそうですねとかいってましたが、実際になったんじゃないかなと思います。

今年はメタバースとかがバズってきていますが、ホント新しいことに事欠かない業界だなと。来年もプレイしながら新しいものたくさん触りたいと思います。よろしく!

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